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あれ、痛くない…?なんで?
う「いってぇ、滑り込みセーフ。たっく…倒れるならあんな大きい魔法使うなよ。」
坂「っ!?お前なんで無傷やねん!!」
う「避けたからに決まってるだろ。たとえ子供でも光の力だ。しかもデカかったし。当たったら大怪我じゃすまなかっただろうよ。」
坂「くっそ…、小さいのをたくさん飛ばせばよかった。」
う「そうだな。今度から頭使って攻撃しろよ?」
坂「うっさい!!」
腹立って思うがままに力溜めて打ったんやもん。そんな考えてる時間無かったわ。
う「…」
坂「何、いきなり黙って。」
う「あ、いや…この角度いいなって。」
坂「は?…っ!」
忘れてた!今僕こいつの上に座ってるんやった!!
坂「い、今退くから!」
う「いいよ、退かなくて。」
坂「退くわ!」
う「ていうか離すわけない。」ギュッ
坂「っ!?お腹触らんといてっ!!」
う「ん?じゃあ腰?」
坂「そういう問題じゃない!セクハラや言うてんねん!!この変態!!」
う「まぁ、難しい言葉知ってるねー」
坂「茶化すな!それくらい知ってるわ!!」
う「わーいい子いい子ー」
坂「あぁもう、いいよ!!」
う「ん?抵抗しないの?」
坂「どうせ離さへんやろ。ならもうせぇへん。意味ないことしても疲れるだけや。」
う「おー、知的になった。」
坂「はぁ…」
ほんまこいつと居ると疲れる。
ていうかさっきから触れられてばっかやな。早く泉に入らな、穢れてきちゃう。
坂「離して、帰る。」
う「なんでいきなり?」
坂「お前が触り過ぎるからや。早く泉に入りたい。」
う「えぇー…なら、この近くにも泉あるからそこに行ったら?」
坂「は?そんなとこ知らんで?」
う「ホントに?じゃあ教えてあげる。」
坂「いい!お前が嘘ついてる可能性もあるし行かん!!」
う「まぁそう言うなよ。森の中だから動物とかたくさんいるし、その泉に小さな滝があって運が良ければ虹が見れるかもだぞ?」
坂「…なんでそれをお前が知ってんねん。」
う「まぁ…、色々とな。」
怪し過ぎるやろ。
でも虹かぁ、見てみたい気もするけど…
う「今太陽がいい感じに上にあるから虹が見れる可能性があるぞ?」
坂「っ!…行くだけ行く。」
う「おっけー」
虹が見える泉かぁ…まふまふ様やセンラ兄ちゃんもその場所知ってるんかな?知らんかったら教えてあげよ!
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ekusiadono(プロフ) - 恋花レンカさん» 神作と言っていただけるなんて!!嬉しいコメントありがとうございます!! (2019年12月13日 13時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - 面白い作品ですね!神作だと思います!これからも応援してます。 (2019年12月13日 13時) (レス) id: 1d9528a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ナタデココナッツさん» コメントありがとうございます!!続きを楽しみにしてくれる方がいるなんて光栄です!!応援ありがとうございます!! (2019年12月9日 12時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ナタデココナッツ - すごい良かったです。続きも楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年12月9日 6時) (レス) id: a628d8ca2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八雲橙 x他3人 | 作成日時:2019年10月20日 3時