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安室さんと話した日から数日たった。私は数日の間にだいぶ安室さんとも話せるようになっていた。そんなある日
「真籠さんて、控えめな方ですよね。」
と、安室さんに言われた……急に失礼じゃね?!
『なんですか急に』
「この数日間、店に来たお客さんともなかなか話さないし、話すとしても常連さんの鶴山のおばちゃまや、常連のママさん達だけじゃないですか。」
『自分に自信が持てないので仕方ありませんよ。今の中高生なんてみんな可愛いじゃないですか。影で生活してきた私にとって、綾瀬は○かと橋○環奈と広瀬○ずの3人に会った気分ですよ!』
「す、凄いですね。」
ほれみろ。安室さんもめちゃくちゃ引いてるゾ!
しばらく安室さんが何かを考えていたがどうやらひらめいたようだ。
「真籠さん、僕の家に来ませんか?」
『へ』
あまりに急な提案にマヌケな声が出た。
『なんでですか』
「僕にいい提案があります。今週の金曜日、泊まりで」
『泊まり?!』
「ダメですか?」
そのベビーフェイスでそんなこと言われて断れる人いませんよ。
『わ、分かりました。』
そして私は金曜日の夜安室さんの家に行くことになりました……………行くことになりましたじゃない!!おかしいでしょ!安室さんは何を企んでるの!?
そして私は憂鬱な金曜日の夜を待つことになりました。
めでたしでめたし………………………何がだよ!!
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リュウ - 泉さんアドバイスありがとうございます!今度それで行ってみます! (4月21日 6時) (レス) id: 6792b0e39f (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 相談 へアドバイス?です。 まずは好きな人のクラスに「友だちに会う」という理由を使って行ってみてはどうですか? (4月20日 17時) (レス) id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 続きが楽しみ! 更新待ってます。 (4月20日 17時) (レス) @page25 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュウ | 作成日時:2024年1月10日 20時