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思わず声を出してしまった。時計を見て一瞬目の前が真っ白になった。
しろって200色あるんだっけ。
なんて呑気なこと考えている暇はない。
『あっあっ、どうしよう。安室さん私ポアロクビになったりしませんよねぇ!このままだと確実に遅刻ですよぉー!どうしましょう。中卒で高校も大学も行ってないから私ポアロクビになったら、再就職できなくなるかもしれません!』
「まぁまぁ、真籠さん落ち着いて。1回の遅刻ぐらいでクビになったりしませんし、中卒でも就職先はいくらでもありますよ!」
『ほんとに?』
もう半泣き状態の私に安室さんが支度さえ間に合えばあとは送るから安心しろと言われてものすごいスピードで支度を始めた。
数分たって支度が終わって安室さんの車に乗ってポアロに到着。到着した時安室さんにお昼にとお弁当を渡された。安室さんまじ神様かよっ!!
開店の準備を急いで終わらせひと段落。今日は梓さんがシフトに入れないそうなので午後からは安室さんと私だ。午前中だけ一人でやれば午後からは安室さんが来てくれるから安心できる。
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数時間後
「真籠さんおつかれさまです!」
ドアが開くと同時に安室さんの声が聞こえた。
「真籠さんお昼まだでしょう?僕は食べてきましたから真籠さんお昼休憩入ってください。」
『はい。じゃあお言葉に甘えてお昼休憩入りますね。』
朝別れ際に安室さんに渡されたお弁当はとても美味しかった。
休憩を終えて戻ると、昨日安室さんと話していた思い詰めた表情のお客様が安室さんと何かを話しているようだった。
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リュウ - 泉さんアドバイスありがとうございます!今度それで行ってみます! (4月21日 6時) (レス) id: 6792b0e39f (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 相談 へアドバイス?です。 まずは好きな人のクラスに「友だちに会う」という理由を使って行ってみてはどうですか? (4月20日 17時) (レス) id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 続きが楽しみ! 更新待ってます。 (4月20日 17時) (レス) @page25 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュウ | 作成日時:2024年1月10日 20時