志麻さんの妹は歌い手さんとシェアハウスをするらしいです！3

駄「あ、待ってこれ続編行く」貴「122話！」 ページ47

Aside

〈海さんが【少しの気晴らしに！】を始めました〉

『んん…あーー…聞こえてる？これ』

＜＜＜聞こえてるよー！
＜＜＜わこつー！！
＜＜＜大丈夫？@志麻

『お兄ちゃんいらっしゃい大丈夫だよ…』

＜＜＜今日元気無いね
＜＜＜マイエンジェル大丈夫！？@96猫

『大丈夫だって…元気無い？嘘？あるよーばりばり元気』

元気な訳ないじゃん

無理だよもう泣きそう…

『ごめん…ちょっと待って…』

その時私の中で何かがぷつりと切れた

その瞬間頬に暖かいものが伝わってきた

あーもう泣いちゃダメ

泣いちゃダメだって…！


＜＜＜海ちゃん大丈夫？？
＜＜＜海部屋から出ておいで@志麻

お兄ちゃん…

ｶﾞﾁｬ

部屋のドアを開けるとお兄ちゃんがいた

『お兄ちゃ…ん…』

志「何があったかなんとなく分かってるで

でもなちゃんとうらたさんの話聞いたか？」

『聞いてない…もう話したくない…少し距離置きたい…』

志「じゃあわかった一つだけ約束して

必ず1週間の1回でも良いから部屋から出てくることええ？」

『わかった…』

志「また辛くなったらおいでな」

『うん…』

志「まだ放送しとるんやろ？みんな待ってるで」

『うん』

ｶﾞﾁｬ

泣かない

笑う

笑え

大丈夫

『みんなごめんね？』

＜＜＜大丈夫だよー
＜＜＜海ちゃんが落ち込んでることなんとなくはみんな分かってるから

『本当にごめんね』

駄「やったあああああああああああああ！！」貴「ちょっとうるさいよ？123話！」→←駄作者から

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す