青春物語…？！ (ページ5)

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Episode ３ページ5

A｢そろそろ腕、痛いんだけど｣

？｢あぁ。ごめんごめん(笑)｣

知らない男に引っ張られて連れてこられたのは
使っていなさそうな教室だった。

毅｢俺、３年の古川毅。お前は？｣

A｢…A｣

毅｢苗字から言えよ｣

A｢苗字は教えなくたっていいじゃん｣

毅｢…１年のくせに生意気だな｣

そう言うと毅とかいう男は俺の頭をクシャッと撫でてきた。

A｢おい、毅。初対面のくせに髪触るな。｣

毅｢おい。お前こそ先輩付けずに名前呼ぶとはいい度胸じゃねぇじゃねーか。｣

毅は両手で俺のほっぺを引っ張った。

毅｢どこの可愛いお口が生意気態度とってんのかな？｣

A｢うるしゃい。手をはなしぇ。｣

毅｢じゃあ先輩って呼べよ。｣

A｢分かりました…。｣

毅｢はい。離しましたよー。｣

A｢…ありがとな。…毅先輩。｣

毅｢敬語使えてねぇけどま、いっか。｣

急になんなの？！？！

最初はただのウザイ先輩だと…

そう…

そう思ってたのにまさかこんなになるとはね。