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片桐 蒼…名前を聞くだけで俺の中のドロドロとした黒い感情が渦巻く
『この店は客を選ぶと聞きましたが、それは本当だったんですね』
現に椎名さんは俺のことを知っているような瞳で見つめているから…
それと、この部屋も
片桐の事をよく知らない奴が何もかもあいつに奪われた…なんて、話し誰も信じないだろう
俺も本当にあいつなのか?と、疑ってしまうが俺は決定的なものを見てしまい信じざる終えなかった
俺はなんであいつに陥れられたのか分からない
そんなときにこの店から電話がかかってきた
“貴方にはこの店への来店を許可します。”
どうして許可されたんだろう?
最初はそう思った。
今、レストランに向かうほど余裕はないしもう立ち直れる気がしない
このまま知らない所へ行って消えてしまおうか?
マンションの屋上から飛び降りてしまおうか?
なんて、考えてしまった。
もう、誰も信用することも最愛の妻も帰ってこない
俺の居る意味って何なんだろうな
人は一回堕ちるとどんどん下へ下へと気持ちが下がって結果、この世から消えるという事が多い
昔は、生きるために必死で戦っていたのに今じゃ平和だが自 殺者No.1の国になってしまった。
あぁ、また嫌な方向へと考えてしまった。
俯きながら出された前菜を食べていると
「……龍崎様は、片桐 蒼を恨んでいらっしゃるのですよね?
どうしてそうなったのか…良かったら話してはくれませんか?」
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蟻朱 - 完結おめでとうございます このの小説とても面白かったです 他の小説の更新も頑張って下さいね! (2014年8月22日 17時) (レス) id: 3c309dc344 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - 琉凜さん» わかりました!すいませんでしたっ(汗) (2014年7月29日 22時) (レス) id: 953262a044 (このIDを非表示/違反報告)
琉凜(プロフ) - ミサさん» すみません、画像が表示されないので私のボードにのせてくれませんか? (2014年7月27日 22時) (レス) id: 9108fdccac (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - あと、アナザーです。(http://uranai.nosv.org/uploader/uploaded_files/8/5/2/852e949b68158d1249435390745f95b8.jpg) (2014年7月27日 21時) (レス) id: 953262a044 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ(プロフ) - 遅れてすみませんでした!まず、普通バージョンです(http://uranai.nosv.org/uploader/uploaded_files/8/8/6/88655258700552f0e280835ebf62d93a.jpg) (2014年7月27日 21時) (レス) id: 953262a044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2014年7月5日 0時