6人目だけど先輩です。2 (ページ10)

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圧倒的。ページ10

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翔くんが折れてくれたおかげで、

他の4人も渋々だけど頷いてくれた。

「それでは、嵐チームのジャングルビンゴ、スタート!!」

スタートの合図が聞こえれば、翔くんと雅くん、潤くん

が一斉に入って行く。

いくらリハーサルをやってるとは言っても、

嘘みたいにスルスル上がって行く。

「3人とも順調に開けて行きます。

松本くんが最初に23、次に櫻井くんが22。

相葉くんは少し迷っているように見えますが」

「25、あけて!」

下で待機してた智くんと和くんが

端の方開けてくれるとありがたいよね

って話してたから、一生懸命声を出して

雅くんに伝える。

まぁ、聞こえるとは思ってないけど。

因みに、2人はもうジムの中に入ってる。

「藤林さんの声が届いたのか、相葉くんが出てきたのは、見事25番」

階段を使って降りてきた雅くんにハイタッチを求められたけど、スルー。

ハイタッチする要素あるのかって言うね。

おまけに、雅くんが出てきたから、ルール上中に誰か入んなきゃいけなくて

翔くんも潤くんも、私の方を見てるもんだから、しぶしぶスタート地点に手付いてるし。

「藤林さんが中に入ろうとしていますが、大野くんが24、二宮くんが21を開け、見事ビンゴ達成です」

「「「いえぇい」」」

「かかった時間は、わずか１分３０秒!

二宮くんと大野くんに限っては、入ってから出てくるまでの時間が４５秒です」

「「「おー」」」

「圧倒的スピードですね!」

２人のおかげで、何とか入らずに済んだ。

にしても、早いわ。

お客さんも５人で決めたことに満足してくれてるし。

「おもんな!なんっもﾄﾞｷﾄﾞｷせんやん」

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