6人目だけど先輩です。2 (ページ8)

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掛かった時間はと言いますとページ8

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「関ジャニ∞チーム、あと1マスでビンゴ達成」

ギャーギャー騒ぎつつも、やっとビンゴ間近。

約一名、終わらないで欲しいと思ってる人がいるのは知っているけれど。

そういや、あの追いかけっこをしてた２人は

見事、隣同士で出てきた。

「後1マスなのに何であの３人なの笑」

あの３人というのは、最初に入ってなかなか出てこなかった３人。

此処は、りょー君とかやす君が入るべきだったと思うんだ。

「ヒナ!お前が一番近いんやから何とかせぇ!」

「下!ソレやなくてもう一個下!」

残っているメンバーからそれぞれへと指示が飛ぶ中、

何回か入るうちにだんだん道を覚えてきたのか

信ちゃんが一番近い場所に着いた。

「今、村上くんが残りの８番を開けてビンゴ達成!かかった時間は５分２８秒です」

「「「「「「「おー」」」」」」」

タイムをきくと、7人が

「ええやん」「ええんちゃうん」

って声を揃えて言う。

番協からはまばらに拍手が起こる。

「拍手じゃないですよ!」

「おっそ!」

「早いやんけ!６分なってへんやん!」

「せっかくのハンデなのに活かせてないじゃん」

初めの４人同時スタートと、レギュラーハンデの

ＦＲＥＥマス追加が活きてないと指摘する翔くん。

確かに。

追加のＦＲＥＥマスは、信ちゃんの「角っこはムズイんちゃう?」

発言によって、１番に設置された。

なのに、今回そろえたのは３・８・ＦＲＥＥ・１８・２３の縦ライン。

「最初に出てきたすばるが２３開けたからやんけ」

「俺のせいか!?」

「まぁまぁ。ビンゴできたんやからさ?な?」

言い合いを始めようとした２人を柔らかい声で止めたのは、やす君。

２人を連れて、観覧席の方に戻ってきた。

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