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太「紹介？そこの人間のか？」
知らないんだ…。別世界だからかな？
「ああそうだ」
時空神は頷いて、私に視線を送る。やるしかないな。私は深呼吸を二、三回して心臓を落ち着かせる。
「私は時雨です。よろしくお願いします」
ペコリとお辞儀をする。二人の神様に自己紹介する人間って何だろうという気持ちに襲われるが、その気持ちを振り払う。
太「オレは太陽神エンマ。よろしくな！」
太陽神はニッコリと笑ってみせる。ああ、相変わらずだ。私は心の中で安心する。
暗「オレは暗黒神エンマ。よろしくな」
どちらも相変わらずのテンションである。良かった…。
「よし、とりあえず自己紹介は終えたな。後は好きにしてろ、オレは忙しいんでな」
そう言い残すと、時空神は姿を消してしまった。
あれから一週間ほど経った。時の国の太陽神と暗黒神とは仲良くなった。
それは良かったのだが、最近、時空神の様子がおかしい気がする。全然姿を見せなくなった。
それは、あの日以来だった。あの日以来ずっと、私は時空神の姿は見てないし、声は聞いてない。
時の国の太陽神と暗黒神に聞いて見たのだが、二人して口を揃えて「知らない」と言う。
時空神の気配も姿も声も私は感じていないし、見ていないし、聞いていない。
何かあったのかなと心配になるのだが、時空神は神様だ。多分、大丈夫だとは思う。
実は、時の国には太陽神と暗黒神以外に、たくさんの住人がいる。
たくさんの住人たちにも片っ端から当たって聞いて見たが、やはり口を揃えて「知らない」と言う。
ある日だった。
時の国の住人と話していた時のことである。
住「うっ…！？」
突然洋服の真ん中を掴み出して、苦しみもがき始めた。住人は、その場に崩れ落ちる。
「どうしたんですか！？」
私はもがき苦しみ始めた住人の肩を揺する。
住「心臓が…誰かに…握られているみたいで…ああぁぁっ！」
住人は地面に転がり始める。声がだんだん大きくなっている気がする。私は後ろを見る。
そこには、さっきの住人と同じように地面に転がりのたうちまわる住人たちの姿があった。
「なにこれ…！？」
だんだん声が大きくなっていく。叫び声の中には「痛い」という悲鳴まで混じっていく。
耐えられない！両耳を塞いだその時だった。
パァンと風船が割れる音が一気にした。鼓膜が破れそうになる。パァンという音の後、辺りは沈黙に包まれた。
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はるる(プロフ) - アンデルさん» こちらもすみません…。 (2019年8月20日 19時) (
レス) id: b6dcafd39c (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - はるるさん» 分かりました。すみません！ (2019年8月20日 19時) (レス) id: a7d0104287 (このIDを非表示/違反報告)
はるる(プロフ) - リクエストしてくださったアンデル様、大変申し訳ございません。シャドウサイドは書かないことにさせていただきました。 (2019年8月20日 18時) (レス) id: b6dcafd39c (このIDを非表示/違反報告)
黒羽 涙(プロフ) - 呪華さんのイラスト描きましょうか……？ (2019年8月18日 0時) (レス) id: b1fb6ddaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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