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あなたside
「そういや、2人何組よ」
「Ｆ組」
「ほーん、、」
何やら鼻の下を伸ばすじゅっちゃん。
今ので何を想像したのかわかっちゃったことは黙っておくことにする。
「あれ、さっきＦ組の1年来たよ」
「んえ、きょも対応したの？」
「うん」
「偉いねぇ〜！」
「でしょ！！俺にもできるんだから！！！」
んんスルーでいいのかな、これは。
「確かね、森本くんと松村くんだった気がする」
「あれま」
「そういやそんなことも言ってたような言ってなかったような」
言ってた言ってた、
バスケ部だったんだよ慎太郎くん
そんな会話を思い出して、頬が緩んだ。
「お、知り合い？」
「知り合いっていうか、お隣さん」
「じゃあマネージャー決定だべ」
「じゃあって何よじゃあって」
そのとき、
じゅっちゃんと優佳がやり合っているその向こうから、走ってくる人影が2つ。
「Aちゃん！バスケ部入るの！？」
「星谷さんだ〜」
「おーおー元気だな」
ドタバタと走ってきた2人に、じゅっちゃんが絡む。
「おいお前ら、まずは先輩に挨拶しろよ」
「え、あすいません！こんにちは、見学させてもらってます！」
そんな真面目に答えなくていいんだよ慎太郎くん。
その後ろには、何も言わずに少し頭を下げる松村。
イメージ通りすぎて笑うよね
「ちょっと樹なに絡んでんの」
「やめなじゅっちゃんかっこよくないよ」
「わかったやめる！！Aがかっこよくないって言うならやめる！！」
「ちょっと樹、俺がいるっていうのに浮気？」
「違うよきょも！？怒んないでよねえ！！」
何だこの会話。
シンプルにうるさいし、こんなんじゃ慎太郎くんたちも困ってるだろうなぁ。
そう思ってちらっと見ると、
「あれ、？」
予想に反して、困っていると言うよりは、2人揃ってなんだか暗い顔をしていた。
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湊 - うっ…！きゅんきゅんする上になんかギャグ小説っぽくて面白いです！更新は作者さんのペースで頑張ってくださいねー！ (2021年7月11日 21時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - あさん、コメントありがとうございます。どこのことか教えていただけないでしょうか？ (2020年11月10日 7時) (レス) id: 8cb59abab6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - （名前）じゃないと名前変換されないですよ（ ; ; ） (2020年11月9日 22時) (レス) id: 7685fc0708 (このIDを非表示/違反報告)
mamaの味 - はじめまして！唐突ですが主さんの作品好きです！！これからも更新頑張ってください (2020年11月9日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2020年10月31日 23時
