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あなたside
いざ中に入ってみると、
中からも外の様子が見えないことがわかった。
「え、じゅっちゃんよくわかったね私たちのこと」
「あったり前だべ、任せろ」
「もはや怖いよ」
怖い。
すると突然、
「ねえぇあの金髪さんイケメンなんだが」
「え？？」
「ほら、後ろ」
優佳がじゅっちゃんの後ろを指さす。
その先には、こちらに近づいてくる人影が1つ。
「お、きょも〜」
「樹？誰その子ら」
「ほら、この前話したやつ」
「ああ、あのマネージャー志望の樹の幼なじみさん」
「そうそ」
「「待て待て待て待て」」
慌ててストップをかけて、会話に割り込む。
「何勝手に言ってんの、まだ何も言ってないでしょ」
「私たちちょっと見に来ただけよ」
「え？？そうなの？」
「いやこっちがえ？？よ」
「私自分がやりたくなっちゃうもん」
「じゅっちゃん勘違いしちゃった！！！」
「え、そんな総攻撃受ける？」
「あーあ、樹いけないんだ〜」
「きょもまでそんな事言わないでよねぇ」
きょも、と呼ばれたその人は、
じゅっちゃんとはまた違ったイケメンさんで。
じゅっちゃんがカッコイイなら、きょもさんは綺麗って感じ。
少し女性らしさも感じる中性的な顔立ちだけど、決してなよなよしている訳ではなく。
しっかり芯を持っている雰囲気を感じる。
「あ、こいつきょも。京本大我ね。俺と同い年」
「京本先輩」
「んー、京本ってなんか堅苦しくてやだね」
「え？そうですかね」
「だって樹は呼び捨てとあだ名でしょ」
「まあ、はい」
「じゃあおれもきょもがいい！！」
謎のこだわりで、駄々を捏ね始めた京本先輩。
じゃなかった、
「じゃあ…きょも先輩？」
「うん、それがいい！！」
そんなこんなで、私たちはきょも先輩とお知り合いになったのであった。
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湊 - うっ…！きゅんきゅんする上になんかギャグ小説っぽくて面白いです！更新は作者さんのペースで頑張ってくださいねー！ (2021年7月11日 21時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - あさん、コメントありがとうございます。どこのことか教えていただけないでしょうか？ (2020年11月10日 7時) (レス) id: 8cb59abab6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - （名前）じゃないと名前変換されないですよ（ ; ; ） (2020年11月9日 22時) (レス) id: 7685fc0708 (このIDを非表示/違反報告)
mamaの味 - はじめまして！唐突ですが主さんの作品好きです！！これからも更新頑張ってください (2020年11月9日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2020年10月31日 23時
