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森本side
やらかした。完全に。
「…態度悪いわ俺…」
「まあまあ困ってたとは思うけどさ、気にしなくていいんじゃね。困ってたとは思うけどさ」
「慰めんのか傷えぐるのかどっちかにしろよ」
北斗と2人の帰り道でひたすら落ち込む。
せっかくAちゃんがまた明日っていってくれたのに、、！
「てか結局どういう関係なんだよ…」
なんだか仲良さげだった田中先輩とAちゃん。あと星谷さん。
でもなんか、仲良さげっていうか、なんていうか…
「彼氏だろ」
「…、やっぱり？」
あの感じはどうやったって知り合いとかで済まされるもんじゃなかった。俺の勘がそういうから間違いない。
なんか最後も意味深な会話してたしさ？？
週末のお前ん家のやつってなんだし。親公認かよ。
「そんな落ち込むなって慎太郎」
北斗はそういって肩を組んでくるけど…
「いや待て、そういう北斗こそどうなんだよ」
「え？何が」
「何がじゃないよ、星谷さん！星谷さんも田中先輩と仲良さげだったじゃん」
「うん」
「え？」
「え？」
「気にならないの？」
「なんで俺が気にすんの」
「いやだって」
「俺別に好きじゃないもん星谷さん、良い人だなぁって思うだけ〜」
「嘘つけ！！！」
絶対うそだ、絶対。
北斗が星谷さんと話してるときのあの顔はもう絶対恋だもん、絶対。
「てか、俺的にはそれよりも…」
「なに？」
「もうひとりの人の方が気になるというかなんというか」
「京本先輩のこと？」
「まあ、うん」
「あの人もなぁぁ！！わかんないんだよなぁ！！」
一緒にいた京本先輩もすごい仲良く話してたし、きょも先輩とか呼ばれてたし？
「気になるってなに」
「多分よ？多分だけど…、俺あの人合わないわぁ」
「…、入部しましたけど？」
そう、何だかんだ言ってるけども。
結局俺らは、見学一日目にしてバスケ部に入部届を提出してきたのだ。
まあ不安要素はあるけども。
「それはいいのよ、バスケは普通に楽しいし」
「田中先輩も悪い人じゃないとは思うんだけどなぁ」
いいんだいいんだ、俺はもうバスケに高校生生活を費やすって決めたんだ。
Aちゃんに彼氏いるなら諦めるしかないもん。
田中先輩はシンプルに部活の先輩として仲良くしよう
「…こんな早く恋終わると思ってなかった」
「思ってたらそれはそれで悲しいけどな」
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湊 - うっ…！きゅんきゅんする上になんかギャグ小説っぽくて面白いです！更新は作者さんのペースで頑張ってくださいねー！ (2021年7月11日 21時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - あさん、コメントありがとうございます。どこのことか教えていただけないでしょうか？ (2020年11月10日 7時) (レス) id: 8cb59abab6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - （名前）じゃないと名前変換されないですよ（ ; ; ） (2020年11月9日 22時) (レス) id: 7685fc0708 (このIDを非表示/違反報告)
mamaの味 - はじめまして！唐突ですが主さんの作品好きです！！これからも更新頑張ってください (2020年11月9日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2020年10月31日 23時
