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海斗side
海音泣かせちゃった…
海音「海斗?」
海斗「ん?」
海音「学校楽しい?」
海斗「うん。」
海音「いいなー。私も学校行きたいな…」
海斗「先生に言ってみたら?」
海音「うん。多分ダメって言われるよ」
海斗「まあ、聞くだけ聞きなよ」
海音「うん。」
ガラガラ…
先生「海斗くん来てたんだ」
海斗「はい」
海音「先生、無理なのはわかってる。けど、学校行きたい」
先生「んー。その気持ちにこたえたいけど、やっぱりできないかな…」
海音「なんで?」
先生「なんでって。学校で、風邪とかにかかったら、心臓に大きな負担が掛かっちゃうから。危ないんだよ」
海音「風邪引いてもいいから、学校行きたい。」
先生「命に関わるから」
海音「いいよ。それでも」
海斗「よくないだろ。」
海音「海斗は、学校行けてるからいいじゃん」
海斗「でも、」
海音「でもじゃない!海斗にはわかんないよ!」
海斗「ごめん…」
先生「まあまあ、ふたりとも。」
海音「すいません…」
海斗「…今日は、もう帰る。じゃあね」
はあー、海音の気持ちわかってたつもりなのに…
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作者名:アロマ | 作者ホームページ:http://Umimi
作成日時:2020年2月9日 0時