82. Lover ページ14
｢……へ、｣
翔｢ダイスキなAちゃん。付き合いませんか？｣
……え、
｢え、ぢ、ちょっと待ってくだ……え？｣
全然理解出来なくて、じわぁと目の奥が熱くなる。
だって翔くんは…って出かけた言葉を飲み込んで。
そんな小さなことでもお見通しで。
翔｢あのね、莉嘉さんのこと片想いしてたのは何年も前だよ。｣
｢え？何年も……｣
本当はAちゃんに言おうと思ってたんだけど、喧嘩になっちゃったから……、ごめんね。って翔くんが言って。
そっか、私が話切っちゃったから、大事な事聞けてなかったんだ…
翔｢だから本当にもう何ともなかったの。Aちゃんとずっと会ってたのも、カッパルチェ誘ったのも、ずっと好きだったからだよ。｣
じわぁって溜まってた涙がポタポタ落ちて。
そんなの、思ってもなかったから…嬉しくて
翔｢泣くか恥ずかしがるかどっちかにしなさいよ｣
アハハって眉下げて笑って、耳真っ赤〜って耳に手が触れて。
耳から心臓が飛び出しそうなくらい、翔くんが触れるだけでドキドキする、
｢だ、だって｣
いつも言葉を詰まらせて上手く話せなくても｢うんうん｣っていつも聞いてくれる翔くんが好きで
いつも近くにいて欲しい時にいてくれる翔くんが好きで
いつも欲しい言葉をくれる翔くんが好きで……
翔｢Aちゃんは？｣
翔くんの全部が……
｢……私も好きです、翔くん｣
翔くんがフッて笑って
頬に手を添えてキスをした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1460人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋(プロフ) - 2人の今後の私生活とかピンクとか読んでみたいです…！今までありがとうございました！ (2020年8月17日 17時) (
レス) id: 2a5783d47b (このIDを非表示/違反報告)
sachippo(プロフ) - ハチミツ様はじめまして!私の中で今、更新を一番楽しみにしている作品で、おもわずコメントしてしまいました!やっと翔くんと話す事が出来てよかった…ドキドキが止まりません!´∀｀ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 712aa0d33c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハチミツ
| 作成日時：2020年7月30日 1時
