絶叫マシンって意外と怖いんですね…。 ページ5
「う、うわぁ…」
「大丈夫だよ、そんな緊張しなくても!」
「で、でもー…」
…やっぱり、怖いものは怖い。
ジェットコースターの先頭で、私はひたすら「行きたくない、行きたくない」と唱えていた。
別に、特別絶叫マシンが苦手なわけではないけど、やっぱり出発前は緊張してしまう。
「みなさん、リーフランドのハピネスコースターにようこそー!恐怖の合間に見える絶景に注目‼それでは、いってらっしゃーい♪」
「い、イヤァァァァァァァァァ‼」
私の絶叫が、薄暗いトンネル内で響いた。
カタカタカタカタ…。
乗り物は静かに上へ上へと登っていく。
空がやけに近い。
「ねぇ桐華…。ホントに大丈夫?」
「そもそも、由愛がジェットコースター乗りたいって言ったんだろ」
「いやでも、桐華だったら平気かなーって」
「だから、その根拠のない自信はどこからくるんだよー?」
2人が会話している中、私はひたすら安全バーを強く握っていた。
もう少しで落ちるのかな…。緊張するなぁ…。
そう思っていたら、不意に左手に手がそえられた。
…隣に座っている能生くんの手だった。
「大丈夫。そんなに怖くないから。僕がついてる」
なんでだろう。
能生くんの言葉をきくと、なぜだか安心してしまう…。
でも、そう思ったのもつかの間、ジェットコースターは一気に降下し始めた。
「…」
「あっ…。な、なんかごめん。これ、意外とキツいかも…」
…能生くんの言葉が届かないほど怖かったのは、今は黙っておこう。
サクライベントって…。なんか、普通…の名前だね…→←ジェットコースター?…えと、嫌いではないです…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユキカ | 作成日時:2017年8月15日 21時