らっだぁ運営短編集 (ページ4)

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どんなお前でも　(みどきょー) ページ4

軍パロ注意

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緑「はぁ...西方面敵無し、テントに戻ります」

耳に付けたシンプルな緑のインカムを「総統」に繋げて連絡する

総統「了解した。」

という低い声が耳に入ったら、電源ボタンに指を置き、電源を切ろうとした

が、ちょうどその時、総統が言った

総統「そうだ、お前のバディ...きょーが行方不明なんだ。お前のいる辺りで反応が無くなった。少し探してみてくれ」

俺の有無無しにインカムが切られる

まぁ...聞かれてもYesとしか言わないが

緑「さて...何処だろ」

きょーさんが捕まるなんてらしくない

何時もはナイフで的確に敵の首を撥ね飛ばし、銃を使えば百発百中。武器無しでも勝てるほど強いんだ

それなのに...何故？

ザッ...ザッ...

砂がジャリジャリ音を立てる

砂埃も舞っていて咳き込むほどだ

？？「う......ぁ...」

と、聞き覚えのある声の呻き声

近くのテントから聞こえているっぽい

緑「きょー...さん？」

そっとテントのなかを見る

そこにいたのは＿＿＿＿

肌は緑や茶色で腐敗し

目は片方が抉れていて、髪はボサボサ

服もダルダルで、体が土だらけの、ゾンビ化した俺のバディだった

きょー「う、が,..」

喉を絞めるような動作をするきょーさんの腕を、思わず引く

が、きょーさんは倒れるだけだ

緑「きょーさん...？嘘、だよなぁ...？なぁ...なんかのドッキリだって言ってくれよ...」

「嘘やで、どりみー騙された！」

なんて、きょーさんの声が聞こえるわけでもなく、

ただきょーさんの「うー?」という呻き声しか聞こえない

唖然とする俺を見向きもせず、目の前の死体を貪り始めたきょーさんを目の当たりにした俺は、

緑「嫌だ...ああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！」

と、悲痛の叫びしか挙げられなかった

でも、もう終わりなんだ
きょーさんを元に戻す事は出来ない

なら...それならば、

緑「どんな...きょーさんでも...きょーさんであるなら、一生着いていかなきゃ...」

ふらふらと立ち上がり狂った笑みを浮かべる俺を

きょーさんは不思議そうに眺めていた

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