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「ドンヒョンが、友達連れてくるんだって！」
真純は大学で韓国語を取ってたこともあり
韓国にたくさん友人もいたりして
今回の旅行でその友人に会うことになっていた
「え、友達？」
「うん、びっくりするっていうんだけどさ、なんだろうね？」
その会話からほんの10分後くらい
その噂の友達がやってきて
一緒にやってきたのがユンホさんだったのだ
「日本でも有名でしょ？」
日本語のうまいドンヒョンさん
その横で照れ臭そうに笑ってるのは
日本でも人気ありまくりな東方神起なわけで
超びっくり、な私たち
だけど時間が経てばそんなことも忘れて
お酒が入れば話も弾み
気づけばもう日付も変わった頃だった
「Aさん、俺と真純もう一軒行くけど行く？？」
お酒に強いらしいドンヒョンさんは平気そうにそう聞くけど
正直へろへろな私はやめといたほうがよさそう
「Aはもうだめでしょ、かなり酔っ払ってるし」
先にホテル帰っといて
そういった真純が私にルームキーを渡した
「同じ方向だし、送って行くよ」
ユンホさんがそう言ってくれたから
じゃ、お言葉に甘えて・・・ってことで送ってもらうことにした
歩いていけるような距離にあるホテルまで
ユンホさんと並んで歩くけど
自分でもわかるくらいにふらふらしてる、私
「そんな軽い変装でばれないものなの？」
「僕？うん、意外とばれないよ」
大丈夫？と腰を支えられてホテルのロビーにはいる
「僕も久しぶりにこんなに飲んだから、なんだかぼーっとしちゃう」
ふふふ、と笑いながらエレベーターに乗って
部屋まで向かった
「ごめん、トイレ借りていい？？」
てっきりそのまま帰るんだと思ってたけど
ユンホさんはそう言うと部屋に入ってきて
疲れてた私も何も考えずに迎え入れた
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ユンホさんはきっと、何にもそんなつもりはなかったはず
いや、絶対なかった
でもどうしてもここだけが思い出せない
トイレ借りるだけがなんで？？
だけどそういってトイレを借りにこの部屋に入ってから今この瞬間まで彼はこの部屋にいる
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作者名：micky!!
| 作成日時：2015年3月28日 1時
