世界の愛されマンネ【3】 (ページ5)

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オーディションページ5

さて私はとあるオーディション番組に参加した

もちろん先生側として

女性でありながら男性グループにいるということでどちらの視点も持っているからという理由らしい

最初は「え？私がやるんですか？」と思わず言ってしまったが理由を聞けば納得するしかない

というわけで参加したが何と言えばいいのだろう

やる気を感じる人が少なさすぎる

「やる気あるの？」

「私は何を見せられてるの？」

「喉から声出すと痛くなるからやめなさい」

「腰を下げると下がった分上に行けるようになるからそれで差を見せるの」

「ラップはまずゆっくりその歌詞を話せるようになってから速度を上げつつやるとやりやすくなるから」

「柔軟くらい自分でやって頂戴」

「デビューはできるけどそれ止まりだよ？」

「日本人と中国人の2人でユニット組んで歌うの？言語大変でしょ？何かあれば聞いてね」

というような感じでデビューが決定したわけだけれど批判されるかと思ったら視聴者には意外と好評だった

的確なアドバイスをしてくれているというコメントが多かった

初めての経験だから緊張したものの学ぶことも多かった

この話を持ってきてくれた社長には感謝しかない