世界の愛されマンネ【2】 (ページ33)

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過去編3 ページ33

WZ「僕が思っている人だとしたら凄いことだけど…いや、この人がこんな所に来るわけもないしあの時から少し時間が経っているからか成長で顔がわからなくなっているし…いやでも見間違えるわけない…というかなんでこいつらは気づいていないんだ？」

JH「何かぶつぶつ言ってるけどどうした？」

WZ「少し確認したいことがあるんだ。先ずは歌ってみてほしい。彼女の実力を知らないままなのも問題だと思うしこれからやっていく仲間だ」

WZ「それに僕の思っていることがあっているならこの人はここにいていい人じゃない」

JN「あまり意味がわからないけど今からこの子の歌が聴けるの？楽しみだな」

「何の歌がいいですか？」

WZ「…自分の歌から好きなのを選んでくれ」

「ウジさんは既に私に気づいているんですね。それでは歌わせていただきます」

ここからどうなったと思う？

歌っている最中にウジさんは自分の予想が当たって嬉しそうにしているのと私がここにいる事に対して何でここにいるのかと頭を悩ませているし

ホシさんは目が細いのに驚いてぱっちりと目が開いているし

スングァンさんは「あー！！！」って何かに気づいたような…多分私の歌声を聴いて気がついたのだろう

同い年のディノさんは感動して涙を流しているし

アメリカから来たというジョシュアさんとバーノンさんはまさかここにいると思ってない私がいることに口をあけて驚いている

簡単に言おう

カオス状態である

「お聞きくださりありがとうございました。歌い終わりましたがいかがでしたか？私のことに気づいた方も増えたみたいですね」

SG「まさか…いやでもそんなわけ、でもあなたって…」

「はい、スングァンさんが想像する人ですよ」

SG「どうしよう！こんなことが起こるなんて！あの、握手とサインお願いします！」

「もちろんですよ。こちらこそこれからよろしくお願いしますね」