世界の愛されマンネ【2】 (ページ32)

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過去編2 ページ32

さて話には聞いていたが社長の言う通り私はこの12人の中に入れられるようだ

私の後に一人中国からの子が新しく入ってくる予定だとも言われた

『挨拶してくれ』

「アニョハセヨ、ナム・Aです。いきなり女が来て戸惑ったでしょう。ですがあなた達の足手纏いになる気はありません。気に入らないことがあれば面と向かって言ってもらえるとありがたいです。これからよろしくお願いいたします」

海外での活動名と本名は別だから気づかない人は気づかないだろう

だが私のファンなら本名も知っているので早々にバレる気もする

既に一人気づいてる人がいるな

『今のお前たちに足りないものを全て持っているのがAだ。年齢で言うとチャンと同い年になる。同い年同士支え合いなさい』

DN「はい」

『申し訳ないが私はここまでしか一緒にいられない。あとはよろしく頼む』

「はい。ありがとうございました」

社長が練習室を出た後空気が重くなった

その後は長男であるエスクプスさんから挨拶を始めてくれた

さっきから睨んできているのはホシさんという人らしい

空気を察したのか私の正体に気づいていそうなウジさんが話しかけてきた

WZ「ボーカルチーム、パフォーマンスチーム、ヒップホップチームで分かれているんだ。僕はボーカルチームのリーダー、スンチョリヒョン…エスクプスって人はヒップホップチームのリーダー、さっきから睨みつけているあのホシはパフォーマンスチームのリーダーだ」

HS「気に入らないことがあれば面と向かって言ってほしいって言ってたから言うけど、ここに入ってきた理由は？正直ヨジャが1人で入って来れるグループじゃないんだけど」

JH「ヤー、言い過ぎだよ。でも確かに気になるかも」

「社長曰く、あなた達に足りない物を全て持っているからいい刺激になるらしいですよ。私も長年やってきていますがあなた達はいいグループですね」

DN「長年…？僕と同い年なのに…」