33話 ページ40
エーデルローズ
ヒロ「べるから聞いたよ。気になって僕も来ちゃった。」
コスモ「別にいいわよ。隠すことでもないもの。」
べる「それでどう言うことかしら。」
わかな「使える駒?」
おとは「メルヘンじゃありません〜。」
コスモ「まあ、私も1度しか聞いたことないから詳しくは知らないけれど。」
コスモ「確かに仁は貴方達の事を気に入っているわ。でもそれは駒として。それでも仁はとても貴方達を気に入っているとまでは言ったわよね?」
べる「ええ。言ったわ。」
コスモ「仁はその他の人は気に入っても無いみたいよ。」
わかな「ふーん。」
コスモ「まあ、彼の性格は昔あった事でああなってしまったから、治すのなは時間がかかるのだけれど。」
コスモ「それでも私の事は駒ではなくちゃんとした人間として気に入っているらしいわ。」
ヒロ「つまり、コスモは僕たちに何を伝えたいのかな?」
コスモ「そうね。結論から言うといずれ貴方達と仁は敵対みたいな感じになるわね。」
コスモ「でも、その時の被害は最小限にするわ。と言ってもあまりやりすぎると今度はめんどくさいことになるからやり過ぎはできないのだけれど。」
べる「それじゃあまるで…!」
コスモ「やはりべるは頭がいいわね。そうよ。もしそうなったら、私は仁のところに行くわ。と言っても貴方達を助けるためだから勘違いはしないでね。」
わかな「だめだにゃ!そんな事知らない人から見たら!」
コスモ「仁はそんなバレるような感じではやらないわよ。」
コスモ「それに仁のやっていることがバレても、批判されても、私にはこの世界から消える選択肢もあるし、そこまでしなくとも、引退することもできるわ。安心して。」
ヒロ「安心!?!?!?できるわけないだろ!!!」
べる「そうよ!!!コスモがいなくなったら!!!」
コスモ「そこは上手くやるから大丈夫よ。」
コスモ「まあ、あくまでも可能性の話よ。それじゃあね。」
その後ベルローズ3人とヒロが話に話し合って、"コスモを永遠に守ろう会"という名前がとてつもなくすごい会が出来上がったらしく、世界の人口の約9割がその会に加入したらしい。
34人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コスモ | 作成日時:2020年1月14日 0時