22話 ページ28
プリズムストーン
べる「こんにちは。ところで、曲を作ったのはそちらの方かしら？」
カヅキ「いや、曲を作ったのは俺じゃない。俺があいつからもらったんだ。」
わかな「ふーん。それで曲作った人はくるのかにゃ？」
なる「それがわからないんです。一応来てくれるように頼んだんですけど…。」
コスモ(ふーん。コウジにね。)
コスモ「とりあえずこちらも証拠見せないとよね。」
べる「ええ。これがエーデルローズ入りの楽譜です。つまり、この歌はわかなのものです。」
ヒロ「そうだね。でも、その作った人が来ないんじゃ証拠にならないな。」
わかな「そうにゃ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ストリート場
《色々すっ飛ばして今、ダンスバトル始まろうとしてます。》
コスモ「ヒロ。わかってるわよね？」
ヒロ「ああ。面白くだろ？わかってるさ。」
コスモ(さて、私が教えた子とエーデルローズ1の実力者が対決したらどうなるのか、楽しみね。)
♪ BOY MEETS GIRL ♪
ヒロ「はっ！情熱！熱風！スターライトキッス！グンナイ！」
カヅキ「はっ！ブレイキングファイアーストーム！バーニング！」
カヅキ「あっ！」
ヒロがキャッチ
コスモ「なるほど。いつもの感じじゃないと思っていたら、貴方怪我してたの？」
カヅキ「ああ。子供が車にひかれそうになっててそれを助けたらこうなった。」
コスモ「ふーん。それはとても偉いことだけど、私そういう時でも自分も怪我しないためにって色々教えなかった？」
カヅキ「…。すまん。」
コスモ「そう。残念だわ。貴方なら勝てると思ったのだけど。」
カヅキ「コスモは俺が勝てると思ってくれたのか？」
コスモ「まあ、私が教えたから勝つとは思ってたわよ。足を怪我してなければね。足を怪我してたからヒロとは互角だった、いいえ。少し負けてたわね。」
カヅキ「そうか。」
ヒロ「まあとりあえず、足を怪我してたとはいえ勝ったには勝ったからね。約束通りこの曲は僕達の「待ってくれ！」
べる「あの人が曲を作った方でいいのかしら？」
カヅキ「ああ、そうだ。よく来てくれたな。」
コウジ「ううん。いいんだよ。」
わかな「で？証拠はあるのかにゃ？」
ヒロ「そうだ。お前が人前で歌ったらそれを証拠にしてあげるよ。(ふっ。お前は歌えない。絶対にな。)」
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作者名：コスモ | 作成日時：2020年1月14日 0時
