超 で れ で れ な き み と -KinKan-

紫 … 彼氏らしく 2 ページ2

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「 はいはい、わかってるから 」



なんてうまくかわされて、次の休日。 何を着るかでめっちゃ迷う。



「 紫耀？ はよして〜 」



既に支度を終えて、玄関で待ってるA。 普通、逆やんな？



「 Aっ！ お待た、せ ……… っ 」



持っていたカバンを落とす。 Aはかなりお洒落をしていて、いつも以上に可愛かった。



あああ、他の男に見せたくないよぅ。



「 はやく、行こ？ 」



Aがすごくウキウキしてるから、出掛けないっていう選択肢はないみたいやけど。



「 スカート短い 」



「 暑いし 」



「 肩出しすぎ 」



「 日焼け止め塗った 」



「 とにかく肌出しすぎ！ 変な男がうじゃうじゃ見るやろ！ 」



「 日本語おかしいし …… 。 紫耀のためにオシャレ頑張ってんから、ちょっとくらい褒めてぇや！」



「 へ？ 俺の ……… ため？ 」



「 紫耀なら、可愛い〜って言いながら抱き着いてくるかと思ったのに 」



期待外れかもね、って笑うAを、ぎゅうって抱き締める。



*

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