推しにコインを奪われる計画

レアン寮1101号室と番外編 ページ7

「銃を扱うのか……おもしれぇな」
　今年度入学した生徒の中に、固有魔法と銃を組み合わせて使うという珍しい芸当ができる者がいる。というのはコイン集めに熱心な生徒の中では前々からちょっとした噂になっていた。
「あー。直接組み込むっつーよりアビスみてぇに併用する感じか」
　七魔牙のコネで入手した入学試験の映像を見ながらワースは一人呟く。
「呼びました？」
「別に呼んだわけじゃねぇよ。それより、」
　名前を呼ばれたのかとワースに方へ寄ってきたルームメイトのアビスにワースはある相談を持ちかける。
「この一年、どう思う？ 勧誘すべきかどうか」
「銃、ですか……。それ自体は面白いですが一本線で魔力には期待できませんし、動きからも素人感が拭い切れていないような感じがありますね」
　それよりも、とアビスも自分が勧誘しようか迷っていた生徒の話題を持ちかける。
「内部進学生のマイロ・ジェーニアス。彼は二本線ですし何より石化の固有魔法は強い」
「まぁとにかく、一回戦ってみてどうか、ってとこだな」
「えぇ。二人ともレアン寮生のようですし候補として入れておくのは良いと思います」
　なんて、相手からもマークされていただなんて(A)が気づくよしもない。だが両者の思惑が交差しようとしていることは確かであった。

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お久しぶりです！限界です！単刀直入に申し上げますと続きが上手く書けずにそのまま放置していました！なんかすみません！
ということで今回は番外編をお送り致します。また頑張って書きますので！まだ終わってませんから！？

ルイ・シャロウと圧倒的ヒロイン→←ルイ・シャロウと公開処刑

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