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《5》 ページ5
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昼食のあと、暗くなる前に行ってしまおうと
今度は夕食の買出しへと。
早く帰ると言っていた彼のことを想いながら、
食材を選んでいたら
知らずのうちに上がっていた口角。
夕食の買い出しを終えて、
両手いっぱいに袋を持ってマンションに戻る。
「A?」
「え、?」
急に名前を呼ばれて、身体がビクついた。
声のした方を辿っていくと、そこに居たのは、
「A!!……良かった、やっと会えた」
「なんで…あっくん、」
「ふふ、迎えに来たで?」
「……迎え?」
「嫌やなあ、冗談やろ?」
「A、言うたやんな。
大きくなったら俺と結婚するって」
「せやのに、急にいなくなるんやもん!」
久しぶりの再会は、思いがけない形だった。
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作者名:ぼんぼん。 | 作成日時:2018年12月22日 11時