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* ページ17
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「もう、照史、びっくりしたわほんま」
《へへ。俺ええ仕事したやろ?》
「おん…でも今すぐ抱きしめたくなって
もうたやんか〜」
《あー、ごめん?》
いつものようにレコメン木曜日の生放送をして、
いつものように寝落ち厳禁点呼テレフォンを
しようと思ったのに、その電話の相手が
まさかの彼女で。心臓が止まるかと思った。
アイドルという仕事を言い訳にしたくは
ないけれど、普通のカップルのように沢山会える
訳でもないし、生活にズレはあるしで、
彼女の優しさに甘えて、ここまで来たけれど。
彼女だって当たり前だけど寂しい思いをしていて。
そんなこと分かっていたはずなのに、
分かっていなかった。
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作者名:ぼんぼん。 | 作成日時:2018年10月21日 0時