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小「あー!やっと戻ってきた。」
彼の元へ近づけば、ぐっと腕を引かれて
腰に腕を回される。
流星さんの元に行っている間にだいぶ
出来上がったみたい。
貴「ちょ、のぞむくん」
小「アイツの匂いする、嫌。」
すんすんと首元に鼻を近づけ、
そのまま噛み付かれた。
小「きれーに付いたなぁ。」
赤くなったそこを指でなぞりながら眺める。
小「俺のもんにしたい。特別になりたい。
この仕事やめさせて、恋人になりたい
…なんて言うたら笑う?」
貴「…っ!」
真っ直ぐな瞳と言葉に、
体中の血がドクドクと走り回る。
神「ちょっとお待ちくださいって!藤井様!」
返答に困っていると、
ズカズカと流星さんがこちらに向かってきた。
藤「…さっきから何してん」
小「…なんや、お前か」
藤「A、俺んとこおいで?」
藤「俺の方がちゃんと養えるし、
これでもかってくらい…愛したるよ」
小「ほんま、邪魔やわ」
藤「そっちがな?」
小「もう今決めて?A、」
藤「俺やろ?」
私がナンバーワンになれたのは
この二人のおかげと言っても過言ではない。
私をめぐって、私をそばに置くために
どんどん頼んでくれるから。
私にとっては都合のいい
欲深い客でしかなかったのに。
いつからふたりに私も翻弄されていたんだろう。
どっちかなんて選べなくて、
両方欲しいと思う私もまた欲深く。
私を想ってくれている人が
もう一人いることにも気付かず。
(…ここで働いてる私が好きなんでしょう?)
(そんなことない、真剣なんよ?俺。)
(どうしたら手に入るん?)
(客は愚か、ボーイの俺には…な)
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ぼんぼん。(プロフ) - .。さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです、私幸せ者です!早くもお話を書きたくて仕方ないです。必ず戻ってきますので、気長にお待ちください!ありがとうございました! (2018年3月30日 14時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - やさきみさん» 少しでも早い復帰を目指して頑張りますので、待っててやってください!お気遣い嬉しいです、優しすぎます、!やさきみさんもお身体に気をつけて!本当にありがとうございました (2018年3月30日 14時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - あすみさん» 「一人でも多くの人に一つでも多くのきゅんを」が私の目標だったので、きゅんとして頂けたなら、良かったです!私もとてつもなく寂しいです。待っててくださいっ!! (2018年3月30日 14時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
.。 - とても大好きな作品です 。たくさんの素敵なお話をありがとうございました (_ _* また 、ぼんぼん。さんの作品を読めること楽しみにしております (´°`* (2018年3月30日 0時) (レス) id: 0139daed3a (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - お疲れ様でした!陰ながら楽しみにさせていただいていた作品でした!少し寂しいですが、再開を貴重に待ちたいと思います!これから大変だと思いますが、体調に気をつけて頑張ってください! (2018年3月29日 13時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼんぼん。 | 作成日時:2018年2月3日 18時