2話 ページ3
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暗い夜道に鳴り響く、二人の足音
重「ん、手出して」
貴「…?」
重「ええから、はよ」
恐る恐る彼の手に自分のそれを重ねたら
きゅっと握られた。
それだけなのに、ドキドキが止まらない。
なにこれ、私、こんなの知らない。
重「こうでもせな、逃げそうやったから。」
握られる手と、距離を
なるべく意識しないように必死で
彼の家まであっという間だった。
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重「ついたで、ココの826号室が俺の部屋」
見上げれば首が痛くなりそうなほど
大きなマンション。
貴「…大きい、」
つい溢れた本音
重「へへ、そー?てか、初めて喋ったな。」
貴「あ、」
エントランスを抜けて
エレベーターに乗り込んだ。
重「俺、大毅っていうんよ。キミは?」
貴「…Aです」
重「ん、A」
貴「っ!」
…まただ。
名前呼ばれただけなのに
耳が、胸が熱い。
どうにかなってしまいそうです。
エレベーターを降りて
彼が部屋の鍵を開ける時にようやく離された手
なんか、少し寂しくなっているのには
気付かないふりしていたら
鍵を開け終えてすぐ、また手をとり
指を絡められた。
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ニコニコ天使ちゃん - 読んだよ!!んふ♪しげかっこいい!! ぼんの小説、大好き!! しげのかっこよさを表現しきれてるんだもん!!ドキドキしました^^ (2018年2月14日 17時) (レス) id: c78cebe94f (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - 小 瀧 み くさん» そんな風に言っていただけて嬉しい限りです。続編ですか!全然考えてなかったです。今書きたいものとか、溜まっているネタとか書き終えて落ち着いたら、検討してみようかな…とは思います (2017年8月16日 23時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
小 瀧 み く(プロフ) - これ続編というか、もっともっと見ていたいです!!!!!!!なんでこんな面白い作品に早く出会わなかったんだろうって思ってます笑笑 続編もしよろしかったら見させてください!!!!!!!!!!!!!! (2017年8月16日 13時) (レス) id: dc6fe92e3b (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼん。(プロフ) - 恋華空さん» ありがとうございます!嬉しいです。これからもよろしくお願いします (2017年8月15日 7時) (レス) id: 675c0561fe (このIDを非表示/違反報告)
恋華空(プロフ) - とっても楽しく読ませていただきました。 (2017年8月14日 19時) (レス) id: b39aa90027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぼんぼん。 | 作成日時:2017年8月12日 11時