WESTとそんな××

だめ【K.N】 ページ24

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朝起きて、隣に好きな人の温もりを感じ…られない









は…？Aどこ、









寝起きのぼーっとした頭で考える




昨日の甘い夜から、一気に冷めた朝。








するとガチャりとドアを開けて顔を覗かせたのは




俺の求めていた彼女。









貴｢ぁ、のんちゃん起きてた。おはよう｣




小｢よかった、おった…おはよう｣








トコトコとこちらに向かってくるだけで



可愛い彼女はほんとに罪なヤツ。







小｢寂しいやん、一人で起きるとか｣







ベッドに寝ている俺より高い位置にある



Aの腰にするりと腕を回し、拗ねてみる。








貴｢ごめんね？今日はちょっと出かけるからさ、

早起きしたの。気持ちよさそうに寝てたし

起こすのかわいそうだなって｣







貴｢でさ、この服とこの服、どっちがいいかなっ？｣








まず、出かけるなんて聞いてないし。




どっちの服も俺見たことないやつだし。





…露出度高くね？









グルグルと俺の頭の中を醜い感情が支配してきた。








小｢どっちもだめ。｣






小｢てか、出かけるのだめ。｣






貴｢きゃっ、｣









Aの腰をそのまま抱き寄せて



俺の元へと倒れこませた。









小｢お願い、今日は俺とおって？｣









(行く…けど遅刻するって連絡しとく)


(ん、イチャつこ。今日遊ぶの、女の子やんな？)


(…う、ん、そんなかんじ)


(ちょいちょい、絶対男やんか、なあ。)







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