君との時間(inar)短編集 (ページ50)

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伊野尾side

伊『めちゃめちゃ嬉しい！本当にありがとう！』

有『実はねもうひとつプレゼントがあるの』

伊『え？！そんなに沢山？！』

有『それは準備がいるからここで待ってて欲しいの』

有『俺が呼んだら来て？』

伊『うん？わかった』

なんだろうと思いながら

リビングを出ていった大ちゃん

みんなからのお祝いメッセージに返信をしながら待っていると

有『伊野ちゃーん来てー！』

寝室の方から俺を呼ぶ声が．．．

伊『大ちゃん？開けるよ？』

そう言って寝室のドアを開けてみると

そこに居たのは

猫耳とリボンを付けた大ちゃん

伊『なっ．．．』

有『いらないかもしれないけど．．．』

有『最後のプレゼントは僕です．．．』

有『僕を食べて？』

そう言われてしまったからにはもう最後

甘くて甘すぎる夜へ

．．．．．．．

30代になってから最初に迎えた朝

唇に違和感を感じて起きると
大ちゃんからキスをされていたみたいだった

俺が起きたことに気づいた大ちゃんは
恥ずかしくなったのか急に反対側を向いてしまった

伊『今さ！キスしてくれてたよね！』

有『うぅ．．．』

伊『照れてるの？ほんと可愛いなー！』

有『照れるに決まってるだろ？！』

有『こんな寝込み襲うようなまね』

伊『俺は嬉しかったよー！！』

そう言って抱きつくと

寝室から出ていってしまった

大ちゃんを追うようにリビングに向かうと

そこにいたのは

裸エプロンをした大ちゃん

伊『え？！大ちゃんどうしたの？！その格好！！』

有『だって約束しただろ前に////』

照れながら言ってくる大ちゃんが

可愛くてしょうがない

伊『だいちゃんが可愛すぎて辛い』

甘い朝は始まったばかり？

END

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伊野ちゃんお誕生日おめでとう！
もう30代ですか．．．
伊野ちゃんが30代という事実が信じられません！

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『君との時間1』はこの回で終わりです！

続編の『君との時間2』もよければ読んでいただけると嬉しいです！