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有岡side
 





こんな緩い撮影で大丈夫なのか?と自分で思うくらい

緩すぎると思うが



実はこの雑誌の俺たちの連載では
当たり前の風景で



何の心配もなしに笑っていられる





最初は離れて撮影しなければいけないということに
怒りと悲しみが止まらなかったけど


伊野ちゃんのおかげで
自然な笑顔を作ることが出来た


スタッフ『1度休憩挟みます!』


伊/有『分かりました!』





伊『大ちゃんが笑顔になってくれてよかった!』


有『伊野ちゃんありがとう!』

伊『家に帰ったらもっとイチャイチャできるから』

伊『もう少し頑張ろうね!』


イチャイチャって
そのまま言われると割と恥ずいな



有『うん!』


伊『今日さ家帰ったらさ』



有『うん』



伊『さっき話してた映画見よー』


有『いいよー』



有『そういえば今日の夜ご飯何がいい?』



伊『うーん大ちゃん食べたいものないの?』



有『何がいいかなーうーん』


何の変哲もない会話だが

俺は忘れていた




スタッフ『撮影再開しても良かったですか?』


伊/有『はい!』




スタッフ『あの実は少しお話聞いてしまったんですが、おふたりって一緒に住まれているんですか?』




有『あっ』


伊『実は今だけ限定で同棲中なんですよー!』



スタッフ『仲がとってもいいとは思っていましたがそこまでだったとは!』


スタッフ『これからも撮影でその仲の良さ出していってくださいね!』



そうこの会話は完全にアウトな内容だ
家以外の場所で軽率に話していい内容ではなかった.....





伊『今更後悔しても遅いんじゃない?w』



有『だってー!』



さっきのスタッフさんは
良いふうにとってくれたみたいだけど


世の中には偏見を持った人だっているし
同性愛に良い印象を持っていない人に聞かれていい話ではない



これからは気をつけないとと思った



伊『あんまり考えすぎちゃダメだよ?』


有『うん.....』



伊『今日のご飯はオムライスね!』



どこまでいっても俺が笑顔でいれるのは伊野ちゃんのおかげ

ということを気付かされた1日だったな



************************


皆様いのありの表紙の雑誌買えましたでしょうか?
私は無事、予約していた2冊ゲットすることが出来ました!



でもやっぱり離れて撮影してましたね.....


でも壁越しの写真
あれはエモかったですな!

お部屋→←君の笑った顔



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作者名:ゆっこ | 作成日時:2019年6月13日 17時

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