君との時間(inar)短編集 (ページ35)

今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:51,537 hit

たまにはページ35

有岡side

有『いのちゃーーん！！』

伊『ん？大ちゃんどうしたの？』

有『こっち来てよー』

伊『まって！もうすぐ洗い物終わるからー』

有『ほーい』

．．．．．

伊『どうしたの？』

洗い物を終えた伊野ちゃんが俺の隣に座った

チュッ

伊『．．．．．え？』

そう俺は伊野ちゃんにキスしたんだ

もちろん恥ずかしくてほっぺにしたけど

伊『大ちゃんどうしたの？』

有『どうもしないよ？』

恥ずかしくて下を向いたまま

答えたら

伊『いやいや！！大ちゃんだよ？あの！』

伊『あの大ちゃんが俺にキスとか！え！』

伊『今日は槍でも降るんじゃない！？』

普段俺からキスすることは無いに等しい

だからか伊野ちゃんはそんなに驚く？ってほどに驚いていた

伊『折角だったら口にして欲しかったけど』

絶対言うと思ったその言葉
しょうがないな

チュッ

伊『は？！大ちゃんどうしちゃったの？』

伊『熱でもあるの？ん？大丈夫？』

有『大丈夫だってば』

伊『俺誕生日でもなんでもないよ？』

伊『ていうか誕生日でもしてくれなかったのに』

有『そうだったっけ？』

伊『そうだよー！！！』

伊『本当に今日はどうしちゃったの？！』

伊『このままやっちゃう？』

有『調子乗りすぎ！』

伊『ごめんってば！！』

有『別に．．．．．いいけど．．．．．』

伊『は？いいよ別に！！！』

伊『どうしちゃったの？無理しないで！』

有『いいって言ってんだから．．．．．』

有『俺が勇気出して言ってんだから』

有『行くよ？』

俺は伊野ちゃんの首に手をかけて

またキスをした