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伊野尾side







疲れてもなおギリギリで仕事をこなしていた


大ちゃんだったけど



とうとう君は倒れてしまったんだ




それは


雑誌の撮影が終わり帰る準備をしていた時




バタン



凄い音がして振り返ると



大ちゃんが床に倒れていた




みんなが一斉に大ちゃんの周りに集まって



俺も一緒に声をかけた




伊『大ちゃん?!大丈夫?!どーしたの?!』




医務室に運ばれて




睡眠不足と栄養失調と診断された





運ばれた後も5時間程君はずっと寝ていた




ほかのメンバーは帰っていったけど




俺は大ちゃんが起きた時そばにいたくて



帰らなかった



深夜1時



もうそろそろ明日の仕事も考えて家に帰らなきゃと思いつつ大ちゃんを見ると



若干体が動いた




伊『大ちゃん?!』




有『あれ?ここ.....』




伊『大ちゃん倒れたんだよ?覚えてない?』





有『えっと.....』





有『あ!仕事!俺!』




伊『今日の仕事はちゃんと全部終わってるよ』



有『良かった』


焦った顔から安心した顔に変わって


俺も安心した




伊『ねぇ大ちゃん?』




有『無理してた.....ごめんなさい』




聞く前に俺の言うことが分かったのか


急に話し始めた





伊『謝って欲しいんじゃないの』



有『怒ってる?』





伊『どちらかと言えば怒ってる』





有『うぅ.....ごめんなさい』



伊『違うの!』

.→←大丈夫



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作者名:ゆっこ | 作成日時:2019年6月13日 17時

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