大丈夫 ページ29
伊野尾side
有『伊野ちゃんオレンジジュースとってきて!』
伊『えー自分で取ってきてよ!』
有『俺いまテレビ見てるので忙しいから』
伊『えー』
有『いいでしょ?伊野ちゃん今暇でしょ?』
そう言いながらも全くこっちを見ずに
俺に話す大ちゃん
伊『ひどいなー!どーせ俺は暇ですよーだ』
.....
伊『大ちゃん取ってきたよ』
あれ?返事がない
と思ってソファに座っている君を覗くと
ぐーすかと寝ている君
真剣にテレビを見てるって言ったのはどこの誰だっけ?
今ではこんなにも俺にわがままを言えるくらい
心を許してくれてるけど
もちろん最初からこうだった訳では無い
あれはきっと付き合って間もない頃だったと思う
.....
仕事が一気に舞い込んできた君は
どんどん痩せていった
ファンの子も心配していたけど
それ以上に俺は心配で仕方なくて
伊『大丈夫?』
有『え?全然!!俺は元気印だもん!』
なんて言ってよくはぐらかされていた
空元気なのは分かっていたけど
お互いに心を開ききれていなくて
踏み込めないままだった
でももっと早く俺が君のことを分かってあげられたら
君が倒れることなんてなかったのに
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆっこ | 作成日時:2019年6月13日 17時