君との時間(inar)短編集 (ページ19)

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伊野尾side

さて．．．．．あの二人はきっと大丈夫だろうから

俺はお仕置しなきゃね

伊『ただいまー』

有『あ！伊野ちゃん！おかえり！』

そう言いながら玄関に走ってきて俺に抱きついてきた

伊『どうしたの？大ちゃんがこんなことするなんて珍しいじゃん』

有『今日は山田が電話できないって言ってきたから俺暇で寂しかったんだよー』

ん？

こいつ自白したw

伊『そーそー知念から聞いたよ』

伊『山田と頻繁に電話してるらしいね』

有『うん！』

なんの躊躇いもなく頷いてきた

伊『俺に隠れて電話なんて浮気？』

有『え？！そんな訳じゃ！』

伊『分かってるよ！俺に気使ってくれたんでしょ？』

有『別にそういう訳じゃ』

え？

ん？

伊『じゃあなんでわざわざ俺のいない時に電話？』

伊『本当に浮気だったの？』

有『だから！違うってば！』

有『伊野ちゃんと2人でいれる時間に他の人と電話なんて勿体ない』

有『せっかくのふたりだけの時間なのに』

何を言うんだこの可愛い俺の大ちゃんは

伊『ねぇ大ちゃんもうお風呂はいった？』

有『まだだけど急にどうしたの？』

伊『じゃあ2人で入ろ？』

有『えっ』

伊『あんなに可愛いこと言う子にはお仕置しなきゃね！』

有『えっ？！は？』

伊『レッツゴー！』

お仕置の意味は変わっちゃったけど

やっぱり大ちゃんは大ちゃんだった

END