【テニプリ】 理数系心理学的少女 【切原赤也】

第９話 ページ9

キーンコーン....カーンコーン



終わりを告げるチャイムの音が鳴り響いた



まるで、もう今日はここまでだ



そう言っているようだった




「また、引き止めてしまったわね

　ごめんなさい。」





切「いえ！俺も楽しかったっす！

　 明日、また来ます」



....あくまで勉強という情けない名目だが。





「えぇ、待ってます」



その微笑んだ笑顔に胸がキュウっとなった



.........いやいや待て。乙女か俺は




そんな自分に少し自己嫌悪し、部屋をあとにした






・




・




・







・




さっきの胸の痛みの原因なんてとっくに分かっていた。



でも俺は



そんなことあるわけない



そんな言葉で自分の気持ちに蓋をした

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