第13話 ページ13
先輩、やっぱりおかしかったよな?
なんというか・・・悲しげな表情してた
キーンコーン、カーンコーン
あっ、やべっ!!
考えてちんたら歩いてたら予鈴なった!!
急ご!!
ダッシュで教室に戻ろうとしたけど途中で
切「もういっか」
方向転換、屋上へと向かった
階段をひたすら上り
とびらを開ける
真っ青な空が広がっていた
切「あーあ!」
何故か大声を出したくなりそのまま倒れ寝る
なんだかんだ言って練習試合は明日。
先輩のおかげでこのままいくと俺のレギュラーは確実
放課後の練習にもきちんと出ている
切「なーんか、、、俺ばっか待遇よくね?」
そんな疑問がでるのも無理はないはずだ
なんとなく・・・申し訳ない。
切「なんかお返ししねぇとなー・・・」
・
・
「なんじゃ赤也、恋煩いけ?」
切「仁王先輩・・・、サボりはダメっすよ」
仁「クククッ・・・その言葉そっくりそのままお返しするぜよ」
切「・・・・盗み聞きはいけないんすよ」
なんとなくムカついたから言い返すと
仁「大きい声で独り言を言った赤也が悪い」
と、なんとも正論すぎる答えが返ってきて、返す言葉がない
仁「うちのエースがそんななんて情けないのぉ.....。
ほれ、優しい先輩が相談に乗ってあげるぜよ、話してみんしゃい」
・・・・・話していいもんなのか?
部活んなかでいっっっっっち番っ信用ないのが仁王先輩だ
あ、俺なんか失礼なこといったかも
それは仁王先輩にも伝わったらしく
顔を引きつらせながら笑みを浮かべていた
仁「俺は信用できる男じゃ、口は硬いぜよ」
そこまで言うなら、と俺は先輩のことを話した
何故か先輩の笑顔を見ると胸が苦しくなること
勉強を教えてもらっているお礼に何かできないか悩んでいること
先輩がさっき悲しい顔をしていた、ということ仁王先輩には話さなかった
なんとなく、言いたくなかった
仁王先輩は俺の話をただ黙って聞いていたかと思うと
おっきなため息を吐いた
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シャイン(プロフ) - めっちゃおもしろかったです!更新がんばです! (2015年8月1日 7時) (レス) id: dd4c2d8548 (このIDを非表示/違反報告)
優和 - おもしろっ!!!更新ガンバですっ (2014年12月8日 15時) (レス) id: fc3cbb95d8 (このIDを非表示/違反報告)
真琴 - ミステリアス美人っちゅーやつかのー面白いぜよ (2014年12月7日 21時) (レス) id: 86ff961fd7 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - わーい!!100評価目ゲッツゥ!!これからもがんばってください!! (2014年1月7日 23時) (レス) id: c2f62e6685 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - とっても面白いです^^不思議な人だ(笑 (2013年10月18日 21時) (レス) id: 4cc47b0c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エレナ | 作成日時:2013年9月25日 23時