君に会うまでは【イナズマイレブン】 (ページ9)

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遅いんだよお前はッページ9

「あれ？いないな」

『さっきまでいたんだよな？』

「そのはずなんだけど」

『まあ会えれば俺はいつでも良いよ』

「ごめんな力になれなくて」

『謝らなくて良いよ』

今の状況を説明すると
放課後は修也がいると思って
教室に行ったがいなかったから
こうなりました

『じゃあ俺は帰るよ』

「じゃあな」

トコトコトコトコ

『あぁ我が親友よどこにいるんだ』

「サッカーボール取って下さ～い‼」

『分かった！』
久しぶりに蹴るな

川の向こう側か…楽勝

『シャイニングバード‼』

「お姉さん凄い‼選手なの⁈」

『まぁ元代表選手だからね』

「どこの国？」

『それは内緒だ
サッカーの練習頑張ってな』

「はい‼」

『ふぅ一息』

「夢？」

この声は

『…修也？』

「お前」

『あ…』ポロポロ

『修也‼‼』ガシッ

「すまない今まで会えなくてッ」

『本当に修也は遅いんだよッ』

「」ぎゅぅ

俺たちは嬉しくて嬉しくて強く抱き合っていた

『ごめんないきなり抱きついたりして』

「いや俺こそすまん」

『修也…男前になったな～』

「そうか？」

『小4の時とは大違いだよ』

(めっちゃモテそうだな)

『お前フットボールフロンティア…
出なかったんだってな』

「…」

『理由があるんだろ？』

「！」

『お前のことだ簡単に戦いから
逃げる奴じゃないはずだ俺は
お前の本当の理由を知りたい』

「夢…分かった
実は夕香が試合直前に事故にあったんだ」

『夕香ちゃんが⁈』

「あぁ」

『そう…だったのか……何で言わなかった』

「俺が試合に出なかったのは同じだ
だから言わない」

『…修也らしいよ』

「俺も夢に聞きたいことがある」

『何が聞きたい』

「アメリカではどんな事があった」

『よくぞ聞いてくれた！』

「お前のことだから有名にでもなってるんだろ？」

『大正解だよ修也くん
アメリカでは俺のこと知らない人はいない』

「そんなにか⁉」

『』ドヤァ

「フッお前は変わらないな」

『何がだよ‼』

「そうゆうところだ」

『ムー！これでも俺お前が来るの待ってたんだぜ！』

「待ってた？」

『俺日本に帰って一回もサッカーしてないんだ』

「は？」

『日本に帰ったら最初は修也と勝負したくて』

「夢」

『だから俺はお前とまた会えたこと感謝してる‼』

「…夢すまない」

『なんで謝るんだ？』

「俺はもうサッカーをやらない」

『…ハァァァァ⁈‼‼‼‼‼‼』