チャイニーズボーイは魅力的【ツイステ】【愛され】

♡Episode8 ページ10

『うわぁ･････』


翌朝。部屋の鏡に写ったAの姿はとてもじゃないほど悲惨だった。

数々の吸引性皮下出血や荒々しい噛み跡が体中に広がっていた。
それも首筋までたっぷりと。


こんなの服じゃ隠せないアル･････。

全力でラギーとりょーちょーを呪う。








ｼﾞｬｯｸ「先輩、おはようございま、･････って、どうしたんスか!!?その怪我!」



『んぅ〜?』


朝、りょーちょーは植物園へ行っちゃったからラギーと寮を出ようとしていたところ、可愛い可愛い後輩のジャックとすれ違った。

ジャックはいい子だし、年上を敬えるから好き。

そして、
ジャックが問う怪我というのは、(ある意味怪我かもしれない)跡を隠すための絆創膏だった。

やっぱり目立つアルね･････。

数々の絆創膏はAを痛々しく見せていて、流石にジャックも驚いたようだった。


ラギーはバツが悪そうにそっぽを向いた。


そして、ジャックに見せるように絆創膏を一枚ペラリとめくる。



ｼﾞｬｯｸ「!!!」



『ちょっときょうぼおなネコチャンに噛みつかれただけアルぅ〜』



ﾗｷﾞｰ「はいはい、ンなの後輩に見せるもんじゃ無いッスよぉ〜」



『じゃーね、ジャック』




ラギーに連れて行かれ、スタコラサッサとその場を離れた。

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