♡Episode10 ページ12
監督生Side
いつも通り、食堂で朝ご飯を食べる。
グリムはいつでも腹ペコなのか、朝ご飯とは思えない量をガツガツと食べ進んでいた。
ほっぺについたケチャップを拭ってあげる。
『わぁっ!』
ﾕｳ「うわぁ!!?」
背後から肩を掴まれハイトーンボイスが耳元で爆発した。
こ、このいたずらっ子は･････、
ﾕｳ「A先輩!」
『ひひっ。ユウはいつでも驚いてくれるから好きアルよ♡』
ﾕｳ「はえ!!?」
好き!!!?好きって、好き!?!?!?
さらっと出てきた単語が頭の中でグルグルと巡る。
A先輩、そういうこと軽率に言うからびっくりする･･････････。
ｴｰｽ「えっ、女の子ぉ!?!?」
『失礼な後輩アルね。』
ﾕｳ「え、エース!!先輩はれっきとした男だよ!!あーーデュース!!?固まってないで!!」
ｸﾞﾘﾑ「ふなっ!!?」
ﾕｳ「あーあー!!だれか雑巾持ってきてぇー!!」
『騒がしいアル。』
A先輩はマジカルペンをひとふりしてグリムが零したスープを片付け、エースの口にチャックをとりつけ、デュースの頭をはたいて僕の口にパンを詰め込んだ。
ん、んん、??!!!!
ｴｰｽ「んぐぐぅーーー!!」
『わお。チャックしても騒ぐやつ初めてアル。』
ジジジーーとエースの口のチャックを開ければ元通りの口になった。
エースは若干冷や汗をかいていた。
デュースは頭をはたかれたことによってより混乱している。
頭の上の疑問符が止まらない。
『A・リン。性別は男。仲良くなってほしいアル♡』
ｴｰｽ「お、男･････なんすか、」
『残念そうにするな。顔は立派な女の子アル。』
ﾃﾞｭｰｽ「女の子、男、おん、男、?」
『お、と、こ!!アル。』
お前のマブは馬鹿しかいねえのかという眼差しで見つめてくるA先輩。
うう、不甲斐ない･････。
グリムは零したスープが戻ってきて上機嫌だった。
『あ、』
先輩はなにか思い出したかのように声を上げた。
途端、ちゅ♡という可愛らしい音とともに僕の頬に感じる柔らかな温かさ。
『ユウとはこーゆー関係だから、邪魔するなアル♡』
「「は???」」
「「はぁぁぁぁああああああ!!!!!????」」
ﾕｳ「????????????」
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レイス(プロフ) - さいこーです！✨大好きです！ (3月26日 2時) (
レス) @page13 id: 47e309a110 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 夢主くん可愛くて大好きです🥰💗更新楽しみにしてます！！ (12月27日 10時) (レス) @page8 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照大神 | 作成日時：2023年10月18日 16時
