ノート【E】 ページ14
CoCシナリオ 『狂気山脈』パロです。
このシナリオの未RP、またはRP動画未視聴の方へ。
ネタバレが多く含まれておりますのでプレイ、または動画視聴を強くおすすめします。
ハンドアウト等のご理解もして頂けた上での閲覧がオススメです。
それでも良い場合は、
どうぞお楽しみください。
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e side
ふぅっ…
そんな、痛みを堪えた吐息が自分の口元から聞こえる。
はたと、目が覚める。
手元には俺が持つ手記。
そうだ…ここは…
e｢…きょうき、さんみゃく…｣
誰が呼んだか、此処は南極にあるエベレストよりも高いと呼ばれる未踏の山脈、狂気山脈。
頂上を目指したが最後、何故かその世界最高峰の頂から目を離すことが出来ない、登山家にとっては魅惑の山々。
そう、俺は
e｢…第一次、登山隊…｣
この狂気山脈を踏破するにあたり国に集められた名誉ある登山家たち。
それを逃してはと、片想いの相手でもあり、唯一の登山仲間であったAの反対を押し切って来た。
e｢…言うこと、聞いときゃよかったなぁ…｣
あのとき見せた悲しげな、寂しそうな笑みに負けて下に残っていれば。
今、死にそうになっていることは無かった。
e｢、ごめん、な…A…｣
この山を登り始めた頃は多かった仲間も段々と減り、山の餌となった。
そして、ここまで来た相棒の登山家も落ち、色鮮やかに山を彩る。
そして、今俺は風の当たらない洞窟のような場所にいる。
足を怪我しているとはいえ、動けない程では無いのに、何故かこの場から動くことが出来ない身体。
本当に、ごめん
緑色のウェアの上から彼女に渡したものと同じネックレスを握り締める。
手元の手記に遺すのは、俺達第一次登山隊の末路とこの山の登山法、そして大切な友への辞。
そうして、1人の登山家を飲み込もうと
山が
蠢く
ラッキーカラー
あずきいろ
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汀(プロフ) - 翠音さん» コメントありがとうございます！今回は前回までとは一味違ったものになるかと思いますので是非楽しくお読み頂けると幸いです！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月16日 9時) (
レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
翠音(プロフ) - 汀さんのMSSP！！私が汀さんの作品と出会えたきっかけでもある方々…とても嬉しいです！！すでにアップされているものも読ませていただきました！とても好きです…。今回も愛読させていただきます！！ (2018年12月16日 7時) (レス) id: fe12b8e0a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汀 | 作成日時：2018年12月11日 0時
