【短編集】瓶詰め彼らにこんにちは【m/z;m,n】

ふたりめ【2-3】 ページ8

｢…きて、お…て…｣
『んん、もう少し…』
｢起きないと遅刻するけどそれでもええのけ、Aちゃん｣
『んぇ、ぁ、え…？？？』



誰か、知らない声がする



『あっ！！？？ぇ、だっ…っ、ゲホッゲホッ…』



｢ほら、朝っぱらからおっきい声出すから〜｣
1｢あ、起きた？おはようA｣

『あぇ…おはよ…っていうか、今日休みだよ…』
1｢え、そうだったの？｣
｢まじけ…ちょっと、せんたん！今日Aちゃん仕事だって！！｣
1｢ごめんね、間違えた｣


『というか…あの…誰…？』

｢あ、俺？｣
『はい…』
2｢あ、にどみだよー^^｣
『に…ど、み…あっ…』
2｢そう、昨日は買ってくれてありがとねー｣
『…なんて、呼んだらいい、かな』
2｢なぁんでも。なんとでも呼びな？｣
『…じゃあ…にどみん…なんてどう…？』



すると、優しい目をした



そんな気がしたけれど、また、少し冷たい、だけど他人に慣れた目に戻った。



2｢いいねぇ、Aちゃん、ネーミングセンスあるねぇ｣
『ほ、ほんと…？』
2｢うん、あるある！じゃあ、これからもよろしくねぇ〜、Aちゃん！！｣
『う、うん…！！よろしく、ね！！にどみん！』


そう言って、小指を差し出すと、手をそっと重ねるにどみん。





1｢さてと…朝ごはんは…？｣
『…もう少し寝させて…？』
2｢Aちゃんが寝るなら俺も寝るわ〜！｣
1｢ちょっとにどみさん…！？｣









その後、せんたんが言うには2人でお昼頃まで寝ていたらしい。





メモ2

にどみ

赤ジャージの男の子
ヘッドホンを首からかけている。
ひょろっとしている。大きさはせんたんより少し小さいくらい(？)
人懐こいところがあるが、時たま見せる表情が冷たい。
いい子(2人目)


最初、持った時から気に入られていた…？
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7/22 23:50

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ありがとうございます。

汀

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