あしがきれいですね【3】 ページ4
脚を愛でる
you side
突然だが、私の彼氏はMである。
3｢ねぇぇー！！ツキちゃん〜！！！お願いです！！！｣
本を読む私の周りをクルクルと犬のように廻るのは某笑顔動画サイトで活躍中のズズくん。
『なんでしょう』
顔を向けずに視線はそのまま本へ。
声をなるべく冷たく。
3｢お願いです！！！俺を！！！！踏んでください！！！！！｣
『いやです』
3｢いや！！！！！俺、ツキちゃんに踏んでもらえたらきっと新しい世界が見える気がする！！！！｣
『いや、それ既に見えてるよね、絶対嫌』
なんでだぁぁ！！とか叫びながらリビングの床に崩れ落ちるズズくん。
いや、こっちがなんでだですけど。
まさか付き合って1年ぐらい経って、彼から｢俺Mなんだ！｣との暴露。流石に落差で風邪引く。
『…カッコイイ、人だと思ったんだけどなぁ…』
ポツリと。溜息とともに口から飛び出す呆れと失望。
これだけで、嫌いになるわけじゃない。
だけれど、想像と違っていたことは明らか。
3｢ねぇ、…Aちゃん｣
愛しい声で、私の名前が呼ばれた。
そんなの、振り向くしかない。
3｢俺、兎だって、言ったよね｣
『え、うん…？』
そうだったか
そんな記憶は毛頭無いのだが、此処で否定すると待っているのは泣きながら抱きつかれる未来。
『うさぎ…寂しいと死んじゃうんだっけ』
そう言って俯く彼の顔を覗きこもうと
その直後見えたのは彼の嬉しそうな笑顔と天井。
3｢いやいや、兎は万年○情期って忘れてない？｣
なんでだ
そう思った直後脚に触れる彼の体温を持った手。
3｢Aちゃん、【あしがきれいですね】｣
その後、彼に食べられ
る訳ない。
しっかりと彼と床の間から抜けだし、お説教、その後2人で仲良くホラーゲームをしたのは私達だけの秘密。
いつもはカッコイイその裏の顔はちょっと特殊な顔でした。
5月14日【ふんでください】
----------------------------
ほんの出来心なんです、許してください。
一番の推しなので許してください。
下ネタ系は書いてると恥ずかしくなりますね！？
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
汀(プロフ) - 沙夜さん» ありがとうございます！！自分にも無理は無いよう頑張っていきたいと思いますので応援宜しくお願いします！頑張ります！！ (2018年7月17日 6時) (
レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
沙夜(プロフ) - 長い間更新お疲れ様でした！完結おめでとうございます(^○^)新作も読ませて頂きました。頑張って下さい！ (2018年7月17日 6時) (レス) id: f4fb874013 (このIDを非表示/違反報告)
汀(プロフ) - すぷらさん» ありがとうございます！今後も無理のないように頑張りたいと思います！良ければこれからも応援よろしくお願いします！ (2018年7月13日 20時) (レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
すぷら - 完結おめでとうございます！もう貴方様の作品が生き甲斐になっておりました…次回作も楽しみにしていますが、あまり、無理の無いよう頑張って下さい！ (2018年7月13日 20時) (レス) id: e340ba7d83 (このIDを非表示/違反報告)
汀(プロフ) - すぷらさん» ご心配おかけしてすみませんでした、もうかなり良くなりました！ありがとうございます！！どうかすぷら様もお風邪をお召しになりませんようお気を付け下さいね！ (2018年6月29日 23時) (レス) id: b7a2a1a016 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：汀 | 作成日時：2018年5月12日 1時
