【実況者】彼と邦ロックを奏でたら【短編集】 (ページ9)

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なまえの話【ksk】ページ9

こーすけside
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幼馴染みのAが事故にあった。

病院に駆けつけて医者にAの状態を聞いたら
「記憶に障害が出てしまう」らしい。
てことは記憶喪失…？

混乱したままの頭でAの病室に駆けつける。
真っ白なベッドの上のAは元気そうで。
だけど、雰囲気が違うことは読み取れた。
だけどその口から吐き出されたのは
『ねえ、そこでなにしてるの、金髪さん。』

は？金髪さん？
いつもの調子で呼ばれた。けど、呼び方が違う

『あれ？呼び方違った？じゃあいつもはなんて呼んでたの？』

固まったままの俺を訝しげに見る。
「…なんだと思う？」
やっと出た言葉はそれだけ。

事情を聞いたら俺達の関係と最俺のほかの3人のことは覚えているらしい。
だけど、俺の名前だけを忘れてしまったらしく｢金髪さん｣に。
その日の夜はそれだけを話して看護師さんに追い出されてしまった。

次の日からはAは俺の名前をどんどんと挙げていった。まあ、どれも間違ってるけど。

『はぁぁぁ…。もう無理だよー、出る訳ない！！』諦めんなよ。

ため息をついて
俺はそろそろ正解を言おうと思ったらまた看護師さんに追い出されてしまって。
ちくしょう、とことん邪魔が入る。

で、次の日。寝坊した。
「やべぇ！！」
勢いよくAの病室を開ける。
風を取り込むように開けた窓の前にそいつは立っていて
柔らかい笑みを浮かべながら

「おはよう」

「ただいま、こーすけ」

amazarashi 「名前」より
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無理やり終わらせちゃった感すごいですね、すみません…

本家様の楽曲はこんな雰囲気じゃないんです！めちゃくちゃしっとりした感じなんで聞いてみてください！

頑張って最俺とMSSPのメンバーの話は書き上げたいと思います！