何処へ行ったの【knsm】 ページ25
私を置いて貴方は何処へ行ってしまったの
you side
ひとり。
部屋で泣いている私。
惨めだななんてぐちゃぐちゃの思考の中で考えて。
更に目を飛び出す彼ら。顎の先で大渋滞である。
まあこの先この涙達を使うことは無いだろうからいいのだけれど。
彼氏であったコネシマはもうこの部屋にはいない、どこに行ったのかさえ分からない。
今日の朝、テーブルに一枚の紙が。そこには私にとって残酷な現実が。あの元気な、大きな声からは想像出来ない繊細で綺麗な文字となって私の目に飛び込んでくる。
ボーッとした頭で朝の準備を進めていく。仕事は都合よく休みだった。
朝は涙は出なかった、彼が買った不味い歯磨き粉を使っても。
昼も涙は出なかった、彼がくれたダサいワンピースを着てお行儀良く人形のように座っていても。
そして夜。
ついに涙が溢れた。振られたと認識するまで随分と時間がかかったものだ。
次の人のもとへ向かったのだろう。
彼が天変地異級の後悔に襲われてしまえばいい。なんて。
彼に次なんていないから。なんて。
そんなことを思えない私は優しすぎた
どうか、あなたが幸せでありますように
(そろそろ時間だ。私は行くね。
次への涙も溜まった頃よ。)
酸欠少女さユり 「フラレガイガール」より
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義理に厚い(らしい)本人と全く掛け離れてる曲だしコネシマさん関係ないっすね(˙-˙)申し訳ない。
追記、書くメンバーについてなんですが、どう頑張っても兄さんと軍曹、エーミールは書けそうに無いです、本当にごめんなさい。
もし機会があれば番外編みたいな感じで曲モチーフとか考えずにサラッと書きたいと思ってます。
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作者名:夜薙 | 作成日時:2016年7月30日 20時