検索窓
今日:17 hit、昨日:2 hit、合計:11,610 hit

何処へ行ったの【knsm】 ページ25

私を置いて貴方は何処へ行ってしまったの

you side
ひとり。


部屋で泣いている私。
惨めだななんてぐちゃぐちゃの思考の中で考えて。

更に目を飛び出す彼ら。顎の先で大渋滞である。
まあこの先この涙達を使うことは無いだろうからいいのだけれど。

彼氏であったコネシマはもうこの部屋にはいない、どこに行ったのかさえ分からない。



今日の朝、テーブルに一枚の紙が。そこには私にとって残酷な現実が。あの元気な、大きな声からは想像出来ない繊細で綺麗な文字となって私の目に飛び込んでくる。

ボーッとした頭で朝の準備を進めていく。仕事は都合よく休みだった。
朝は涙は出なかった、彼が買った不味い歯磨き粉を使っても。

昼も涙は出なかった、彼がくれたダサいワンピースを着てお行儀良く人形のように座っていても。

そして夜。
ついに涙が溢れた。振られたと認識するまで随分と時間がかかったものだ。

次の人のもとへ向かったのだろう。

彼が天変地異級の後悔に襲われてしまえばいい。なんて。
彼に次なんていないから。なんて。



そんなことを思えない私は優しすぎた


どうか、あなたが幸せでありますように


(そろそろ時間だ。私は行くね。
次への涙も溜まった頃よ。)


酸欠少女さユり 「フラレガイガール」より
------------------------------
義理に厚い(らしい)本人と全く掛け離れてる曲だしコネシマさん関係ないっすね(˙-˙)申し訳ない。

追記、書くメンバーについてなんですが、どう頑張っても兄さんと軍曹、エーミールは書けそうに無いです、本当にごめんなさい。
もし機会があれば番外編みたいな感じで曲モチーフとか考えずにサラッと書きたいと思ってます。

暖かい手で包む【rbr】→←クリスマスの夜に 2【tn】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:実況者 , 邦ロック , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜薙 | 作成日時:2016年7月30日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。