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〜五色side〜
ロボット掃除機の謎が残されたまま部屋案内が再開し、未来さんの後ろを付いて歩く
そして、ある部屋の前で彼は止まって辺りを見渡した
未来「よし、五色君早く！行くなら今だ！！」
五色「え？
あの、この部屋は何…………って、おわぁ！！？」
質問途中で彼に腕を引っ張られ、俺は強制入室させられた
最初は真っ暗で何も見えなかったけど、人を感知して自動照明が働き明るくなった室内を見渡す
するとそこには賞状やトロフィーなどの表彰の証がキレイに並べられていた
五色「スゴいですね！これらは未来さんのなんですか？」
未来「…まぁ、俺のも含めて家族のはこの部屋に飾っていたんだけどな…………。」
普通、賞状やトロフィーは今までの努力が形になり結果として認められたような誇らしい･嬉しい物だと思う
俺もバレーでいくつか貰った事があるからその気持ちならわかる
しかし、今の未来さんは普段のハイテンションどころか初めて見る悲しげな姿だった
A「ねぇ、まだ部屋案内終わんないの兄ちゃん」
未来「うびゃあ！！Aいつの間に！！？」
彼の姿に困惑してた時、本当いつからいたのか急にAさんに声を掛けられた
これには俺も驚いたが、特に未来さんはハイテンションver.に戻るほど驚いたらしい
………いきなり戻った彼の声量の方が驚いたけど
A「工君、ゴメンネ
兄ちゃんの受賞話ウザかったべ？無視していいから………ッネ！！」
ドゴッ!!
未来「ッ痛たぁああ！！蹴るのヤメロA！！！」
A「うっさい兄ちゃんは部屋案内クビ決定キックだよ」
未来「ガーン！！！！！」
千斗兄妹のやり取りに苦笑いで受け流す中、俺はある違和感に気づく
それを尋ねようとした時には半ベソかいてる未来さんを引き摺りながらAさんが部屋案内する動きとなっていた
少なくとも今の彼女に逆らったら俺も引き摺られる危険を感じ、大人しくこの部屋から退出したのであった
＊次回更新22日＊
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モモ - とってもとても面白い作品をありがとうございました！！！ (2023年3月4日 17時) (
レス) id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 読み終わって、ずいぶん時間空きましたが忘れていたわけではありません。こまさんは駄作者でもなく凡作者でもなく神作者です！大人になったらのところも見たいとは思いますが、この状況でいるのはこれはこれで面白いですね。文字数足りないので次行きます (2023年3月4日 17時) (レス) @page50 id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - ほんとに面白かったです (2022年5月12日 1時) (レス) @page50 id: 29163c0504 (このIDを非表示/違反報告)
こま(プロフ) - マイナー好きのマカロンさん» マカロンさぁぁあああん！！ついに私の夢小説(？)終わったよ……読み返すと色々書き忘れてたエピソードあるけど(笑)こんな作品を読んでくれて本当にありがとうございました(´ﾉω；`) (2022年1月14日 10時) (レス) id: 55ef3dfc1b (このIDを非表示/違反報告)
マイナー好きのマカロン(プロフ) - お久しぶり、こまちゃーん！！！久しぶりに覗きにきたら、作品終わってた…。悲しいけれど、最後の夢主ちゃんと五色君に心を打たれたよー！！素敵な夢小説をありがとうね！！！ (2022年1月13日 21時) (レス) id: 1de3561268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こま | 作成日時：2021年1月6日 13時
