噂のあの人の反応は！？【ツイステ】【短編】

【プロポーズされてみた】オクタヴィネル ページ18

【アズール】
僕が自分の抱えていたものが爆発した時、貴方は僕にこう言いましたね、『貴方は努力家』だと。
少しだけ、その言葉に救われた気がするんです。
異世界からやってきた男子校唯一の女子生徒。学園中の誰もがそんな貴方を注目している。それは僕も例外ではありませんでした。
何も知らない無知な貴方は当然、僕が歩いてきた道など知らないでしょう。
どんな人物かと思い、接していれば、《仲間思い》《優しさ》《僕に対する許容》…。とんだ善人だった。かと言って優しさだけでできている訳でもない貴方だからこそ、どんどん惹かれたんでしょうね。

「そんな優しい貴方は深海まで僕を努力家だと、伝えに来てくれますか？」


【ジェイド】
アズールの一件以来、片割れと一緒に彼女と接する機会が増えていった。次第に片割れと一緒ではなくとも会話をかわす程になっていった。
最初はビクビクと怯える小エビのように愛想笑いしかしなかった。なのにアズールとは普通に接していて、その光景を見る度、自分の知らない感情が支配していった。
あぁ、いや。今は知っている感情ですが。
その感情は、彼女が今まで接していた彼らにも向くようになってきた時は流石に混乱しました。彼らを今すぐここから跡形もなく消し去ってやりたいとすら。
…いつからなのかは覚えていませんが、今あるこの感情は紛れもなくあなたに向いていますよ、Aさん。

「貴方は僕に色んな“コト”を教えてくれるんでしょう？これからも」


【フロイド】
アズールの一件以来、ジェイドと一緒に小エビちゃんと話す機会が多くなった。
最初の方はすっごく怯えていて、やっぱり小エビだと再確認した程だった。なのに、アズールとジェイド、他の奴等とはふつーに会話してるのにムカついた。

「なんで他の奴等は良くて、俺はダメなの！？｣

そうやって二人に愚痴ったら、［普段の行いのせいだ］なんて言うもんだからその日のバイトはバックれた。アズールに怒られようが知ったことか。
普段の行い、なんてどう直せばいいのだろう？陸で生活してからオンナノコと接する機会はあまりなかった。他の奴等の行動を振り返って見て、それをマネして見ようか。
そしたらもっと怯えられた。なんで？
けど、それを続けたら俺の前でも笑うようになってくれて嬉しかった。なんでもできる気がした。

「ねぇ、小エビちゃん。これからずーっと、俺の前だけでその顔見せてね！」




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某呪いを祓う漫画のある28歳児にハマりました

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