ツインです。【短編集】

☆日常《青×桃》 ページ11

桃side ＊学パロ



赤「今日も、小瀧きもかったわぁ」


昼休み、焼きそばパンを

もぐもぐしてたら

しげに言われた。


桃「なんやねん、急に。」


赤「生物の時！！」


桃「ああ〜、しゃあないやん。」


そう、俺は

生物の藤井先生が大好き。


真剣に授業してる姿も

たまにボケたりする姿も

子どもっぽい笑顔も

全てがかわいい。


赤「毎回毎回にやにやして…」


生物の授業の時

俺の顔やばいらしい 笑


赤「超幸せそうやからな！？」


桃「だって、幸せなんやもん。」


赤「はぁ、ほ「あっ！藤井先生！！」


屋上に上がってきた

藤井先生を見つけて

走って駆け寄る。


青「お、小瀧。」


桃「一緒に食べましょ！！」


青「おん、ええよ。」


赤「せんせ〜い、小瀧くんが
俺の話を聞いてくれません。」


おちゃらけた感じで言ってる。


桃「だって、しげ
愚痴愚痴うるさいんやもん。」


赤「なんやて！？
お前に言われたないわ！」


青「まぁまぁまぁまぁ。」


俺たちをなだめながら

パクっと卵焼きを口に入れた。


桃「手作りですか？」


青「おん。」


桃「すっごい、美味そうです！」


食べてみたい…


青「ありがとう、いる？」


桃「え、え、いいんですか！？」


青「おん、ほれ。」


先生が卵焼きを俺の口に…

パクっ。


桃「ほぉいしいれぇす！」


青「そら、よかった。」


嬉しそうな笑顔かわいい。

てか、さりげなく

藤井先生にあーんしてもらった…

やばい、嬉しすぎる。


赤「あ〜、もう無理！！！
俺、そういう趣味ないからな！？」


青「ん？」


赤「神ちゃんとこ行ってくるわ！
お幸せに！！！」


そう言って、逃げるように

去っていったしげ。


そういう趣味あるやんけ。

神ちゃんのこと好きなくせに。



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