By your side_92 ページ4
電車を乗り継いで、ようやく最寄り駅についた
夕飯時の時間だったから、周辺の家から料理の匂いがする
謙也の腹の音に笑いを堪えながら暫く歩くとようやく、実家についた
「父さん、母さん…ただいま」
『あら…お帰りなさい、A！謙也君もありがとう
良かったら夕飯食べていく？』
「ホンマか！食ってく、食ってく！俺、おばさんの作る飯好きやねん！」
『嬉しいこと言ってくれるわね！上がって、外暑かったでしょう？』
私や謙也から荷物を少し取って母さんがさっさと家の中に入っていく
久しぶりに帰ってきた実家は相変わらずの雰囲気だったが
何故か、玄関に置かれた靴の数が多い気がした
「…？母さん、誰か来てる？」
『よくわかったわね、光君来てるわよ
貴方のこと一番に出迎えるって今日は泊まりたいってきたのよね
娘が愛されてて母さん嬉しいわ』
言ってくれたら会いに行ったのに光は相変わらず行動が早い
ぼんやりとそんなことを考えながらリビングまで向かうと
ソファでくつろいでいた光が私を見るなり目を見開いて
その後、パチパチと何度も瞬きしてオロオロしていた
「あっ、えっ…？A姉？」
「ただいま、光
来てくれてありが…」
言い切るよりも先にソファから走ってきた光がしがみついてきた
荷物を落とさなかった私を褒めてほしい
「A姉、お帰りなさい
俺、めっちゃ待ってた！はよ帰ってきてくれて嬉しいで！」
「うん、私も光ると早く会えて嬉しいよ
でも、ちょっと荷物置いてきたいから待っててね？お土産も後で上げるね」
「俺も手伝う、荷物頂戴や」
折角、そう言ってくれるのだからと一番軽い荷物を渡して一緒に自室に向かった
光が謙也を睨みつけていたのはまあ仕方ないだろう…
光、人見知りだしね…仲良くなってくれるといいけどな
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零夜＆李香(プロフ) - 本眼鏡さん» 李香：お祝いありがとうございます！大阪で絡ませるなら絶対生やしたい設定だったので生やしました！喜んでいただけたのであれば嬉しいです！私も光君大好きです！ 零夜：流れる様にシバきそうです。いじられるのも愛故…？ありがとうございます。更新頑張ります。 (2019年2月12日 22時) (
レス) id: d5ca2338cf (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - 続編おめでとうございます！どうでもいいことですが、光君が従弟だと知って「マジっすか！？」と叫びました。光君大好きです＾＾2人で謙也さんをシバいてたらいいな(笑)もちろん謙也さんも好きなんですけどね。これからも楽しみにしています！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零夜＆李香 | 作成日時：2019年2月12日 18時
