By your side_104 ページ16
あれから数日
休みも相まって俺も白石もあの従弟も皆交えてAと会う日々が続いた
Aの様子はと言うと本人が自覚してるかは知らんけど時々、上の空の時がある
「…それでも言うてくれへんのやな」
「んっ？どないしたん、謙也？」
「あぁ……ちょっとな」
そう返しても俺が悩んでいることに見当がついたのであろう白石は
従弟と遊ぶAに視線を向けながら俺に話しかけてきた
「やっぱ、A
こっち戻ってきてから元気ないんか？」
「……分かるん？」
「俺はどっちかってと謙也の様子的にやな
ずーっとAのこと見てんで」
それに関しては自覚していた
それでも、気になるもんはしゃーない…
Aは幼馴染で大切な人や……何より、あの従弟の言葉のせいで余計気になってしゃーない
「…あの従弟が言うねん
Aがあんな様子なんは身内が何か言うたからやって」
「身内言うたって…
A、ずっと東京おってんやろう？」
「……考えたくあらへんけど、そう言われたら思い当たるのはおるねん」
けど、電話してる限り
向こうも何も言ってけーへんし、Aも相変わらずだんまりや
「従兄弟と幼馴染で仲違いなんてかなんわ…」
「それにしても…Aやったら、ぶん殴って終わりにしそうやのに珍しいな」
「あっ…そう言われればそうや」
いや、ちょっと待てよ…
つまり、それをしたとしても許されへんことしよったんか？
「あぁ……ヤバい、Aが言ってくれる前に俺が病みそうや」
「アハハハッ…まあ、もうちょいまったろうや
夏休みはまだあることやし」
「……それもそうやな」
俺はAが従弟に夢中であることを確認してから
大きく溜息を吐いた
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零夜＆李香(プロフ) - 本眼鏡さん» 李香：お祝いありがとうございます！大阪で絡ませるなら絶対生やしたい設定だったので生やしました！喜んでいただけたのであれば嬉しいです！私も光君大好きです！ 零夜：流れる様にシバきそうです。いじられるのも愛故…？ありがとうございます。更新頑張ります。 (2019年2月12日 22時) (
レス) id: d5ca2338cf (このIDを非表示/違反報告)
本眼鏡(プロフ) - 続編おめでとうございます！どうでもいいことですが、光君が従弟だと知って「マジっすか！？」と叫びました。光君大好きです＾＾2人で謙也さんをシバいてたらいいな(笑)もちろん謙也さんも好きなんですけどね。これからも楽しみにしています！ (2019年2月12日 19時) (レス) id: 2c8ca3d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零夜＆李香 | 作成日時：2019年2月12日 18時
